北朝鮮 10月の対中国貿易総額 前年比99%減少 #nhk_news https://t.co/vfQmarHPty
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年11月26日
中国の税関当局が発表した貿易統計によりますと、北朝鮮との間の輸出と輸入を合わせた貿易総額は、先月、165万9000ドルで、去年の同じ月と比べて99%減少しました。
また、ことし1月から先月までの合計でも、去年の同じ時期と比べて76%減少しました。
北朝鮮は、新型コロナウイルスへの感染対策として、中国との間で航空便や列車を止めていて、人の往来や物資の移動をさらに厳しく制限しているものとみられます。
こうした中、朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は「輸入に頼ればいいという病は、経済の主体性を阻害する障害物になってきた。徹底した感染対策の壁が構築された今は、みずからの力を強化できる絶好の機会だ」と伝えています。
北朝鮮は、朝鮮労働党の最高指導機関と位置づける党大会を、来年1月に開く予定です。
これを前に、国民総動員の運動「80日戦闘」が行われていて、北朝鮮指導部は、工場や農場などに増産を呼びかけながら体制の引き締めを図っています。
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