エチオピア アビー首相 軍事作戦開始を宣言 被害の拡大懸念 #nhk_news https://t.co/ld0bDuIRqD
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年11月27日
エチオピアでは、北部の州政府を担う少数民族ティグレの軍事部門が、今月4日に政府軍の基地を攻撃したのをきっかけに政府軍との間で戦闘が続いています。
去年、ノーベル平和賞を受賞したアビー首相は22日、少数民族側に72時間以内に投降するよう呼びかけていましたが、戦闘が終わらないまま期限を過ぎた26日、自身のツイッターに「作戦の最終段階が始まる」とする声明を投稿して、軍事作戦を開始すると宣言しました。
声明では、「市民を傷つけずに裁きを下すための戦略を考案した」として、北部の州都に住む人々に対して、軍事施設などに近づかず、自宅にとどまるよう求めています。
国連によりますと、一連の戦闘によってこれまでに4万人を超える人々が隣国スーダンに逃れていて、国連のグテーレス事務総長は24日、戦闘に伴って市民が犠牲になることへの深刻な懸念を表明するとともに、双方に、緊張を緩和するための措置をとり、対話による解決をはかるよう求める声明を発表しています。
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