仏「治安対策強化」法案に反対するデモ 暴徒化し破壊行為も #nhk_news https://t.co/iB8gLG7alh
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年12月6日
フランスでは5日、治安対策の一環として勤務中の警察官の個人を特定する顔などの写真や動画を撮影し、拡散することを禁じる法案に反対するデモが行われ、内務省によりますと5万人あまりが参加しました。
大多数の参加者は平和的にデモ行進しましたが、このうち首都パリではデモ隊に紛れ込んだ一部の市民が路上に火を放って車を燃やしたり、銀行に押し入ったりするなど暴徒化しました。
現場を撮影した映像では、銀行に黒っぽい覆面をした集団が窓ガラスを破って建物の中に侵入し、保管されていた書類を荒らしている様子が確認できます。
被害の全体像は明らかになっていませんが、AFP通信はパリだけで400人から500人がこうした破壊行為を行ったと伝えています。
ダルマナン内相は全国で64人を拘束し、治安部隊8人がけがをしたと発表しました。
フランスではおととし、燃料税の引き上げをきっかけに抗議デモが広がった際も、商店やレストランが焼き打ちにされるなどデモに乗じた破壊行為が行われる事態が相次いでいて、政府が対策を強化していました。
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