トルコ シリア反政府勢力の拠点に仮設住宅 支援姿勢鮮明に #nhk_news https://t.co/uOqJzIXvQu
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年1月30日
10年前の民主化運動に端を発したシリアの内戦では、軍事的に優位に立ったアサド政権が、北西部のイドリブ県に反政府勢力を追い詰めた去年3月以降こう着した状態が続いています。
この反政府勢力を一貫して支援してきたトルコ政府は、30日までにイドリブ県の国境地帯に建設した避難民向けの仮設住宅をトルコのメディアに公開しました。
これまでに完成した仮設住宅は2万7600戸余りで、現地からの映像ではブロック造りの住宅でくつろぐ避難民の様子が映っています。
イドリブ県ではこのところの大雨や洪水で避難民が暮らすテントが大きな被害を受けていて、国連はおよそ12万人の生活に影響が出ているとして国際社会に支援を呼びかけています。
トルコ政府は年内にさらに2万5000戸の仮設住宅を建設するとして引き続き反政府勢力を支援する姿勢を鮮明にしていて、内戦の行方は一層不透明になっています。
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