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ナワリヌイ氏は、ロシアのプーチン大統領への批判を繰り返してきた野党勢力の指導者で、去年、化学兵器の神経剤で襲われたとみられ、今月、療養先のドイツから帰国した直後、過去の有罪判決をめぐる違反を理由に、逮捕されました。

これに対してナワリヌイ氏側は「不当な逮捕だ」として釈放を求め、支持者たちは31日、2回目となる抗議活動を呼びかけています。

今月23日に行われた最初の抗議活動では、ロシア各地で支持者が治安部隊と衝突し、人権団体は合わせて4000人以上が拘束されたとしています。

政権側は31日も厳しく取り締まる構えで、首都モスクワでは、集会が予定されている広場に近い地下鉄の7つの駅を閉鎖したうえ、付近一帯の通行を禁止するとしています。

この広場は、みずからの襲撃に関与したとナワリヌイ氏が主張する、ロシアの治安機関、FSB=連邦保安庁の本部前にあり、ナワリヌイ氏の支持者とプーチン政権の間で、緊張が再び高まっています。

2回目の抗議活動を前に、ロシアでは、ナワリヌイ氏の調査チームが今月動画を公開した、プーチン大統領の「宮殿」とされる建物をめぐって論争が起きています。

ナワリヌイ氏は、この建物がロシア南部の黒海沿岸に日本円でおよそ1400億円をかけて建設されたとしたうえで、大統領に親しい資産家などが建設費を負担した「世界最大の賄賂だ」と批判し、動画の再生回数がこれまでに1億回を超えるなど大きな反響を呼んでいます。

これについてプーチン大統領は25日「私の財産として挙げられているのは、どれも私や、私の親族のものではない」と否定しました。

また国営テレビが29日、建物は建設中の高級ホテルで、所有するのはプーチン大統領とは関係のない会社だと伝えたのに続き、30日にはプーチン政権寄りのインターネットメディアが「ホテルを運営するのは自分だ」とする実業家の証言を伝えました。

しかし、この実業家がプーチン大統領の長年の柔道仲間で、政権に近い大手建設会社を率いる資産家として知られていることから、ナワリヌイ氏の支持者からはさらなる反発の声も上がっています。

ロシアでは、化学兵器の神経剤で襲われたとみられる、野党勢力の指導者ナワリヌイ氏が、1月、療養先のドイツから帰国した直後に逮捕されたことを受けて、31日、ナワリヌイ氏の釈放を求める抗議活動が各地で行われています。

抗議活動は、4000人以上が拘束されたとみられる1月23日に続いて2回目です。

このうち、極東のウラジオストクでは、中心部の広場に数百人が集まりましたが、治安部隊は広場を封鎖し、集まった人たちを次々に拘束するなどしました。

一部の参加者らは移動して凍結した海の上に集まり、「プーチン大統領は立ち去れ」などと抗議の声を上げていました。

参加した24歳の女性は「異議を唱えただけで投獄されるなどということがなくなってほしい。正義に基づき、公正で開かれた国になってほしいです」と話していました。

また、首都モスクワでも、ナワリヌイ氏がみずからの襲撃に関与したと主張する治安機関・FSB=連邦保安庁の本部の近くで抗議活動が呼びかけられましたが、政権側が周辺を封鎖するなどものものしい雰囲気となっています。

ナワリヌイ氏が1月、動画共有サイトで公開したプーチン氏のものだとする豪華な宮殿の動画は、再生回数が1億回を超えました。

プーチン政権は、ナワリヌイ氏への支持の広がりに警戒し、抗議活動を徹底して力で抑え込もうとするとみられ、緊張が高まっています。

#反ロシア#対中露戦

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