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1980年代、アメリカのレーガン政権のもとで国務長官を務めるなど政府の要職を歴任し、東西の冷戦終結への尽力や核兵器の廃絶を訴えたことでも知られる、ジョージ・シュルツ氏が6日、死去しました。100歳でした。

これは、シュルツ氏が特別研究員として籍を置いていたアメリカのスタンフォード大学フーバー研究所が7日、発表しました。

シュルツ氏は、ニクソン政権で労働長官や財務長官を歴任し、旧ソビエトとの冷戦が続いていたレーガン政権のもとでは国務長官として、核軍縮の交渉に関わることで冷戦の終結に尽力しました。

退任後も核兵器の廃絶に向けた精力的な活動を続け、「核兵器のない世界」を目指した当時のオバマ大統領との会談ではその政策を支持したほか、ロシアとの核軍縮条約の批准を身内の共和党に促しました。

シュルツ氏はアジアの国々との関係構築にも取り組み、フーバー研究所は声明の中で「シュルツ氏は国務長官として、中国や日本などのアジア太平洋地域の国々との関係強化にも重要な役割を果たした」としています。

シュルツ氏は去年12月には有力紙、ワシントン・ポストへの寄稿で「家族、教室、政府や軍などあらゆる場所で信頼があれば、よいことが起きた。信頼がなければ、よいことは起きなかった。それ以外はさまつなことだ」として、政府間の交渉などでの信頼関係の重要性を説いていました。

#米大統領

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