イスラエル ネタニヤフ首相 汚職疑惑 裁判で否認 選挙に影響も #nhk_news https://t.co/PVz2a0yv6R
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年2月8日
イスラエルのネタニヤフ首相は、2014年から3年間にわたって地元の通信業者に便宜を図る見返りに傘下のネットメディアに首相に好意的な報道をするよう要求したなどとして、収賄や背任などの罪に問われていて、8日、エルサレムの地方裁判所に出廷しました。
ネタニヤフ首相は、弁護団を通じて起訴内容を否認する文書を事前に裁判所に提出していて、8日の公判では「私の名前で提出している文書のとおりです」と述べました。
イスラエルで現職の首相の裁判は初めてで、去年5月に初公判が開かれたあと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で公判が延期されていました。
イスラエルでは、ネタニヤフ首相のもとで世界的にも速いペースでワクチンの接種が進んでいますが、3度に及ぶ厳しい外出制限による経済への影響や、一連の汚職疑惑への批判から、首相の辞任を求める抗議活動も続いています。
3月23日には2年で4度目となる総選挙が予定されていて、裁判の行方は、政権維持を目指すネタニヤフ首相の選挙戦に影響を与える可能性があります。
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