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バイデン政権誕生のお膳立てをした世界支配層は、新世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)に移行するためには、いったん世界をガラポンしなければならないという信念に取りつかれています。

バイデン政権はそのためにつくられた政権で、彼の政権のアジェンダは「米国を完膚なきまでに破壊すること」で間違いありません。

〈省略〉

・・・ローリング・ストーン誌は、それを見事に喝破しています。

バイデンは、2月25日にシリア東部の空爆を指示しました。

しかし、バイデン政権の閣僚たちは、シリア攻撃が開始されてから48時間も経ってから、このことを議会に通知し、その後も「この攻撃は米国にとっての自己防衛のためである」という書簡を国連に送っただけで、未だに攻撃の法的な正当性について説明していません。

それどころか、去年11月3日に、非合法な手段で大統領“モドキ”に選出されてから1年の3分の1以上の月日が経っているのに、一般教書演説さえやっていません。

〈中間省略〉

・・・米軍によるイラン空爆は時間の問題です。
実際に、米軍は6機のBー52爆撃機をディエゴガルシア基地に送ったと報告されています。

さらに、バイデン政権は中東に約10,000人の米兵を派兵するとも発表しています。

ウォールストリートジャーナルによれば、「中東に向かって移動している強襲揚陸艦バターンが現地に到着するとともに、約10,000人の米軍兵士がこの地域に追加されることになる」とのこと。

〈省略〉

・・・イスラエル国防相のベニー・ガンツは、FOXニュースのインタビューで「イスラエルは米国の支援なしにイランを攻撃する準備ができている」と述べています。

〈中間省略〉

・・・この戦争が、世界経済フォーラムで宣言されているグレート・リセットと同期させるようにして勃発した場合、それは世界経済を危うくさせるだけでなく、多くの国々に制御できないほどの政治的大混乱を引き起こすでしょう。

では、バイデンのワシントンD.C.は、DSの目論見どおり、このまま世界を第三次世界大戦に巻き込むことができるのかというと、バイデンの迷走ぶりに危機感を抱き始めた議員たちが、超党派で彼から大統領の専権事項を次々と剥ぎ取るための法案の策定に着手したようです。

こうした動きを素直に受け取るなら、中東での戦争が避けられないとしても、今回は相場のボラティリティを高めて投資家を儲けさせる程度の「小規模な地域紛争」に終わる蓋然性が高いと見ることができます。

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