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北欧フィンランドノキアは、5Gの根幹となる基地局などの設備で、中国のファーウェイやスウェーデンエリクソンと、大手3社によるシェア争いを展開しています。

ノキアは16日、現在、世界に9万人いる従業員のうち、今後2年以内に最大で1万人を減らすなどして2023年末までに6億ユーロ、日本円でおよそ770億円のコスト削減を図る計画を発表しました。

削減した資金は5Gの競争力強化に向けて研究開発の費用を増やす分などに充てるとしています。

これについてノキアは「従業員への影響を決して軽視してはならないが、長期にわたるパフォーマンスを実現するために必要なステップだ」と説明しています。

5Gの分野ではヨーロッパなどでファーウェイ排除の動きがあることから、ライバル企業にとってはシェア拡大や参入の機会になっていてNECなど日本企業を含めた各社の競争が激しさを増しています。

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