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アメリカのバイデン大統領が、テレビのインタビューでロシアのプーチン大統領について「人殺し」だと思うかと聞かれ、肯定したことに対して、プーチン大統領は18日、「彼の健康を願う」としたうえで子どものけんかを引き合いに、「ばかなどと言った者が、ばかなのだ」と述べて、切り返しました。

さらにプーチン大統領は、国営テレビの取材に対して、「バイデン大統領と議論を続けるよう提案したいが、生中継やオンラインが条件だ」と述べ、公開で議論することを提案しました。

この提案を行った理由について、ロシア大統領府のペスコフ報道官は19日、「バイデン大統領の発言が、極めて前例のないものであり、これによって、すでに悪化している両国関係が損なわれないようにするためだ」と説明しました。

ただ、水面下での交渉が得意とされるプーチン大統領が、相手国の首脳にオンラインなどで議論を呼びかけるのは異例です。

プーチン大統領としては、公開の場での議論に自信を示すとともに、これに応じて事態を収拾する意思があるのか、今後はアメリカ側の対応にかかっていると印象づけるねらいもあるとみられます。

バイデン大統領はホワイトハウスで19日、記者団からプーチン大統領との公開の議論に応じるか聞かれ、「きっといつか話すだろう」と述べるにとどめました。

一方、ホワイトハウスのサキ報道官は18日の会見で、公開の議論を検討するかと聞かれたのに対し、「バイデン大統領は、プーチン大統領とはすでに会談を行ったし、まだ会談していない外国の首脳も多くいる。今後の会談について言えることはないが、バイデン大統領は、19日は南部ジョージア州を訪れ、とても忙しい」と答え、否定的な考えを示しました。

ロシア政府は19日、米国との新たな冷戦の可能性について、常に最善を望んでいるものの、「最悪の事態に備える」との認識を示した。

バイデン米大統領が今週、プーチン大統領が人殺しと思うと述べたことを受け、ロシア側は駐米大使をモスクワに召還するなど、両国の関係は急激に悪化。プーチン大統領は18日、米国のバイデン大統領に19日か22日に公開オンライン会談の実施を提案したと国営テレビで明らかにした。

ロシアのペスコフ大統領報道官は記者団に対し、プーチン氏による会談の提案は無期限ではないものの引き続き有効とし、プーチン大統領は全ての状況を踏まえても、メガホン外交やレトリックの応酬には意味がなく、関係の継続が重要と考えている」と述べた。

米国との冷戦の可能性に関する質問に対しては、プーチン大統領が関係継続の意向を明確に表明しているとしつつも、「バイデン大統領のコメントを考慮しないわけにはいかない」と応じた。

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