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宮内庁は皇族方の結婚相手の候補をリストアップする際、細かく身辺調査を行ないます。その調査は家族構成や学歴・職歴、犯罪歴の有無だけでなく、父親や親族の職業、財力などにも及ぶ。天皇陛下が結婚された雅子さまも教育者や官僚が多い家系で、お父上は外務事務次官国際司法裁判所所長を歴任されました。

 雅子さまと結婚される前にお后候補にあがった方々も、祖父が証券会社の創業者だったり、徳川家の分家の出身だったり、父親が大手生命保険の重役だったり、錚々たるメンバーでした。

 しかし恋愛結婚で結ばれた秋篠宮皇嗣殿下と紀子さまは、そのような身辺調査を“時代に合わない”と感じ、眞子さまを慣例通りの学習院大学ではなくICU国際基督教大学)に通わせ、自由な恋愛をお認めになられた」

エリザベス女王と親しいスペンサー伯爵には美しい3人の令嬢がおり、三女が後に皇太子妃となるダイアナさんでした。王室は彼女たちが幼い頃からチャールズ皇太子のお妃候補として成長を見守ってきたと言われます。当時、有力貴族の令嬢の多くが同様にリストアップされていた」

 しかし、現在はその慣習も薄れてきたようだ。

「ウィリアム王子と結婚したキャサリン妃は民間出身で、母方の祖先が炭鉱で働いていたことがわかり、結婚前には“炭鉱から王室へ”とも報じられました。

 女優で、両親に破産歴があるメーガン妃も、事前にチェックが入ったり、身辺調査を元に反対を受けたという話はありません。人権問題に敏感な現代のイギリスではそのような古くからのお后選びは厳しい批判を受けかねない」(同前)

 メーガン妃はかつて映画プロデューサーのトレヴァー・エンゲルソン氏と結婚していたいわゆる“バツイチ”だが、それもかつての英王室ではタブーとされた。

 エリザベス女王の妹であるマーガレット王女(2002年死去)は14歳だった1944年、第一次世界大戦で「空の英雄」と称えられたピーター・タウンゼント大佐が侍従武官に就くと一瞬で恋に落ちた。

「16歳年上の大佐には離婚歴があり、王室、政府、英国国教会からも強く反対されました。大佐はベルギーのイギリス大使館に左遷され、マーガレット王女も当時の首相からは『結婚するなら王位継承権や王族としての収入も剥奪する』と宣言された。彼女は泣く泣く結婚を諦め、後にスノードン卿と結婚しましたが、まもなく離婚。その後も数々の有名人と浮き名を流しました。

 時代は変わり、チャールズ皇太子もダイアナ妃と離婚後、カミラ夫人と再婚している。もしマーガレット王女が現代に生きていたら、全く別の人生が待ち受けていたかもしれません」(同前)

 イギリスでは、王室にかかる費用のほとんどは不動産収入などで王室が支払っている。しかし「王室助成金」として公費も一部費用に充てられている。2018~19年度の助成金総額は8200万ポンド(約117億円)だった。

 メーガン妃の行動がこれまで厳しい目で見られてきた背景にはそうした事情もある。

「それは日本の皇室も同様です。皇族費が税金で賄われている以上、国民の声を無視した結婚は難しい」(宮内庁担当記者)

「たとえば、佳代さんの借金問題よりも彼女が信仰する新興宗教の方が宮内庁としてはショッキングな問題でした。それにしたって、何かきっかけがあったうえで、“そういえば……”といったかたちで情報が入ってきたりするわけです。何かの容疑がかかっていたり重要参考人だったりしない限り、24時間の行動確認を行うことなどありません。となると調査範囲にも限界が出てきますね」

 それにしても、世の中の人たちがこの結婚に疑念を抱いている理由があるとしたら、それは、「皇族方が嫁ぐお相手というのは格とか、そうは行かないまでも安定的な収入があるのが普通ではないのか」というものではないだろうか。

 一連の問題発覚後、「身体検査」が行われたという。

「その結果、お二人にはまとまった資産がないということが判明したようです。“いやいやそこは税金から1億5000万円が投入されるじゃないか、ひとまず安心ではないか”というツッコミがあるかもしれませんが、そうも行かないのではないでしょうか。このお金は、皇族として過ごした品位を保つためにということだけで使い道が問われてはいませんし、寄付をされるという使い方だってある。ただ、小室さんはお金の問題で散々話題になりましたから、問われないはずのその使い道は問われ続けるでしょう。仮にお二人が不動産を購入したり、あるいはマンションを借りたりしても、その財源は何か? という話にはなっていくでしょうね」

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