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「人種差別があったとにおわせたメーガンさんですが、ヘンリー王子は妊娠前の出来事だったと語る一方、メーガンさんは妊娠中のことだったと話しており、微妙に食い違っています。イギリスのデイリー・メール紙は、メーガンさんの話には17もの矛盾があると指摘しています。

たとえばメーガンさんは正式な結婚式の3日前に極秘で結婚式を挙げていたと告白しましたが、当事者とされた大司教は否定しています。イギリスのマスコミからは、ヘンリー王子とメーガン妃を支持する論調はほとんどありません。ただアメリカでは、勇気あるチャレンジだと評価を受けています。イギリスでも、若い世代にはメーガン支持の声が少なくありません」

日本では、小室圭さんとメーガン妃を重ねる見方も少なくない。

「ヘンリー王子とメーガンさんはインタビューの第2弾を予定しているという話もあります。結婚後にアメリカ生活を送る可能性も取り沙汰されている眞子さまと小室圭さんですが、ヘンリー夫妻をインタビューしたオプラさんが虎視眈々と取材を狙っていても不思議ではありません。小室さんは英語が得意ということですから、通訳なしでインタビューも受けられるでしょう」(多賀さん)

エリザベス女王は『記憶の相違があるかもしれない』としつつも、人種をめぐる問題については『深刻に受け止め家庭内で対応する』との声明をすぐに発表しました。女王はダイアナ元妃が亡くなった際に弔意を示さなかったことで国民からの支持を失った経験があり、批判の声にもしっかりと向き合う姿勢を持っているのです。一方で、日本の皇室は情報発信やトラブルへの対処がうまいとはいえません。

たとえば天皇陛下が『雅子の人格を否定する動きがあった』と会見で発言された際も、真相が究明されることはなく、雅子さまへの理不尽なバッシングが消えることはありませんでした。小室さんがメーガン妃の例にならって何らかの告発を行ったとして、宮内庁が適切に対処できるとは思えません」

そもそも、メーガン妃はなぜこのような告発に踏み切ったのか。インタビューでは、アメリカ移住を機に、王室からの資金援助は完全に打ち切られ、さらに警備もつかなくなったと明かした。

また、長男アーチーくんに王子の称号が与えられなかったことにも不満をあらわにした。

「称号については、そもそも敬称の運用ルールに沿ったもの。王室から離脱した以上、資金援助が打ち切られるのも当然です。“逆恨み”のような告発をされてしまった英国王室は気の毒といえます。

ただ、そういった訴えが王室の制度や文化に詳しくないアメリカ人には少なからず支持されているのも事実です。眞子さまが小室さんとの結婚で皇室を離れなければならないこと、小室さんもお二人の子供も皇族にはなれないことも、アメリカ人にとっては疑問に感じる点かもしれません。小室さんが“不当に扱われている”と訴えれば、支持する声が上がる可能性もあります」

小室さんは眞子さまと結婚目前にもかかわらず、皇室に受け入れられていない。約1億4千万円といわれる一時金や結婚後の警備、住居も不透明だ。しかし今後、“告発”という切り札をほのめかして小室さんが自身の待遇改善を求めてきたらどうなるだろうか。

「皇族の親戚として丁重に扱ってほしい、皇族の誕生日などの行事に呼んでほしい、などと“準皇族”ともいえる待遇を要求する可能性もあるでしょう」(宮内庁関係者)

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