日産元代表取締役の裁判 元監査役「引き継ぎ受け不正を調査」 #nhk_news https://t.co/EvZMcWqrZT
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年3月23日
日産の元代表取締役、グレッグ・ケリー被告の裁判では日産関係者の証人尋問が続いていて、ゴーン元会長の不正を社内で極秘に調査した1人の今津英敏元監査役が証人に呼ばれました。
今津元監査役は元会長らが逮捕される4年前の平成26年に監査役になった際、前任者から「海外の子会社で気になることがある」と引き継ぎを受けたことをきっかけに、平成29年にオランダの子会社を訪問するなど、調査を進めていたことを明らかにしました。
そのうえで平成30年からは川口均元副社長やハリ・ナダ専務執行役員と調査についての情報を共有するようになり、逮捕5か月前には1人で東京地検を訪れ、検事に相談したと述べました。
この時、検事からは引き続き内部調査を続けてほしいと言われたうえで「この問題は厳秘として扱ってほしい。もし外に情報が漏れたら証拠が隠滅されるおそれがあり、その時は地検は手を引く」として情報管理の徹底を求められたと証言しました。
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