ミャンマー軍 記念日の式典へ準備 硬軟織り交ぜた対応示す #nhk_news https://t.co/nbm7d7yfY2
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年3月24日
ミャンマーでは軍が市民への弾圧を強めていて、地元メディアによりますと中部の都市マンダレーで23日、治安部隊が住宅に押し入って発砲し7歳の少女が死亡しました。
現地の人権団体によりますと弾圧による死者は24日までに275人に上りました。
国営テレビは24日、国全体が平静を取り戻しつつあるとして首都ネピドーで27日の軍の記念日の式典に向けた大規模なリハーサルが行われた様子を伝えました。
また24日に予定されていたアウン・サン・スー・チー氏の裁判が急きょ延期されたほか、デモに参加して拘束されていた600人以上が解放されたと伝えるなど、軍は硬軟織り交ぜた対応を示しています。
一方、軍に抗議する市民たちは24日は街頭には立たず、一斉に外出を控えたり商店などを休業にしたりして軍への抵抗の意思を示しました。
軍は威信をかけて式典の準備を進めていますが、招待された各国の代表の多くが出席を拒否するとみられ、市民たちが新たなデモも呼びかけていて、予断を許さない状況が続いています。
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