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ANAホールディングスは、新型コロナウイルスの影響で今年度、5100億円の最終赤字を見込んでいて、新たな収益の柱の確保が課題となっています。

こうした中、グループ会社2社がきょう事業説明会を開き、今後5年間でグループ全体の航空事業以外の売り上げを、今の2倍の4000億円に増やす目標を明らかにしました。

具体的には航空券だけなく、ふだんの買い物や保険の購入などでもマイルをためたり、使ったりできるようにして、マイレージのサービスを日常生活にも広げるとしています。

また、全国の支店に置かれた航空券の販売窓口を東京の本部に集約し、支店では地方自治体や企業などと連携して新たな特産品の開発のほか、イベントの企画などに力を入れるとしています。

記者会見したマイレージサービス運営会社の井上慎一新社長は「航空券や旅行がビジネスの中心だったが、人々の日常の生活や地域の創生などに事業を広げていきたい」と話しています。

新宿と箱根を結ぶ小田急電鉄の特急列車は、戦後まもなく、当時は珍しかった2人掛けの座席が導入され、利用者から「ロマンスカー」と呼ばれるようになり、その後、会社も愛称として採用した歴史があり、運転席を2階に上げることで車両の最前列で景色を楽しめる展望席などで人気があります。

このロマンスカーの歴代車両を展示する「ロマンスカーミュージアム」が、来月19日、小田急電鉄海老名駅前にオープンするのを前に、26日報道陣に公開されました。

昭和32年に登場し、初代の新幹線のモデルになった車両など、現在は走っていない5種類の車両が展示され、車内も見学できます。

このほか、前身の会社が昭和2年に開業した当時の車両も展示されていて、座席や窓枠などの内装には木材が使われています。

車両のほかには、新宿から箱根までの沿線の町並みを再現した模型や運転を疑似体験できるコーナーもあります。

かつて運転士を務めていた高橋孝夫館長は「多くの方に来ていただき、この特急を好きになる方を増やしたい」と話しています。

オートバイを製造するホンダ、ヤマハ発動機、スズキ、川崎重工業の4社は電動オートバイの普及を目指す協議会を作り、26日に動力源となる電池の規格を共通にすることで合意しました。

具体的には、市街地などに設けたステーションで電池を取り替えて運転できる『交換式』とし、耐久性や安全性、重さなどを4社共通にします。

また、規格の共通化だけでなく、これまでの蓄電池より耐久性そのものを高め、軽量化も目指すとしています。

ホンダ二輪事業本部の三原大樹事業企画部長は「二輪業界でも電動化の波は避けられない。世界のシェアの半分ほどを占める4社が合意するのは、利用者にとっても大きな意義があると思う」と述べました。

電動化をめぐっては、東京都の小池知事が都内で販売される新車について、乗用車は2030年までに、二輪車2035年までにガソリンエンジンだけの車をなくし、すべてを電動車にする目標を掲げると表明していて、今後、メーカーの間でも電動オートバイや電池の開発が加速しそうです。

#アウトドア#交通