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7日に公開された会合の議事録によりますと、景気の回復とともに目立ってきた物価上昇について、一部の出席者から「強い需要によって予想よりも物価が押し上げられる可能性がある」という見方が示されました。

ただ、足元の物価上昇は「一時的」だという認識が共有されて、雇用が確実に改善するまでは大規模な金融政策を継続する方針を確認したということです。

この会合では、ことしの経済成長率の見通しがプラス6.5%と、大幅に上方修正され、これに伴って物価上昇も目安の2%を超える2.4%に達するという予測が示されました。

このため、インフレの加速など景気が過熱する懸念も指摘されていますが、物価の安定と雇用の最大化を目指すFRBとしては、当面は雇用回復を最優先し、一定程度の物価上昇については事実上容認する姿勢を示した形です。

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#FRB#FOMC#金融政策