女性のEU委員長 トルコ大統領との会談で席なし 欧州側が批判 #nhk_news https://t.co/qTmCUv1SpU
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月9日
EUのフォンデアライエン委員長は今月6日、ミシェル大統領と共にトルコを訪れてエルドアン大統領と会談しました。
この際、エルドアン大統領の隣にミシェル大統領の席は用意されていましたが、フォンデアライエン委員長の席はなく、委員長は戸惑ったようなしぐさを見せたあと、少し離れたソファーに着席しました。
6年前、前任のEU委員長のユンケル氏がEUの大統領とトルコを訪問した際には、エルドアン大統領の両隣に席が用意されただけに、今回、ヨーロッパ側では女性のフォンデアライエン氏が軽視されたのではないかと批判の声が出ています。
イタリアのドラギ首相は8日、「委員長が恥をかかされ、非常に残念だ」と述べたうえで、エルドアン大統領を「独裁者」と呼んで批判しました。
これに対してトルコは「EU側の要望に沿って席を準備した」と反論していて、トルコ外務省がイタリアの大使を呼んで抗議するなど、外交問題に発展しかねない状況です。
#EU
イラン 拿捕(だほ)の韓国船籍タンカーと船長を解放 #nhk_news https://t.co/vWdYryhsSs
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月9日
イランの革命防衛隊はことし1月、海洋汚染を理由に韓国船籍のタンカーを拿捕して乗組員を拘束し、船員19人は解放したものの韓国人の船長の拘束は続けてきました。
9日、韓国外務省は船長とタンカーが解放され現地を無事に出発したと発表しました。船長の健康状態はよくタンカーにも異常はないということです。
韓国との関係をめぐりイラン側は、アメリカの制裁の影響で韓国にあるイランの資金およそ70億ドル、日本円で7600億円余りが凍結されているとして繰り返し非難し、タンカー拿捕は圧力ではないかという見方も出ていました。
これに関連して韓国外務省の関係者は、凍結されている資金を国連機関にイランが支払う義務がある分担金に充てることで事実上、イランに資金を戻す案などをアメリカと協議してきたと明らかにしました。
そのうえで「韓国側の努力がイラン側に伝わり解放の決定に肯定的な影響を及ぼした可能性がある」としています。
#中東