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雅子さまが3回連続してお出ましを直前に取りやめられたのです。こんなことは、2年前に皇后になられてから初めてなので、とても心配です……」

そう語るのは皇室担当記者。最初の異変は、4月3日だった。

「『神武天皇祭の儀』ご出席のため、天皇陛下とご一緒に皇居へ行かれる予定でした。しかし当日、雅子さまは突然欠席されることになったのです。さらに6日には天皇陛下愛子さまとご一緒に皇居の『旧吹上仙洞御所』を訪問される予定でした。近々、ご一家は皇居にお引っ越しすることになっているので、改修工事が終わった“新居”の視察をする予定だったのですが、これも直前に、翌日への延期が決まりました」

だが、翌7日も視察は行われなかった。この日も直前に取りやめとなり、“3連続キャンセル”になってしまったのだ。

雅子さまは、体調を崩されていたそうです」

そう語るのは宮内庁関係者。

「3月下旬には、コロナ禍で延期されていた『講書始の儀』や『歌会始の儀』が催され、そのお疲れが残っているのかもしれません。ただ、それに加えて“小室さん文書”の影響も否定できません。今回の文書は8日に発表されましたが、数日前には秋篠宮ご夫妻に渡されていたようです。そして秋篠宮家は侍従職を通じて、両陛下にも文書の内容を報告されていたのでしょう。その内容に、雅子さまは少なからず衝撃を受けられたはずです。

天皇陛下は2月の誕生日会見で『多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております』とおっしゃっていました。しかし、小室さんの文書は自己弁護に終始しており、陛下の願いを完全に無視したものといっても過言ではなかったからです」

雅子さまを支える医師団も、昨年12月に《依然としてご快復の途上にあり、ご体調には波がおありです》と報告している。

今後、眞子さまと小室さんの結婚が実現に向けて動きだすことで、皇室全体に対しても、国民の反発が強まる可能性も高い。

今回、文書を公表したきっかけの1つとして小室さんは、昨年11月に秋篠宮さまがお誕生日に際しての記者会見でおっしゃったことを挙げているが、「多くの人が納得し喜んでくれる状況」にするためにはむしろ逆効果のような印象を受けた。

というのも、言い訳と自己正当化の羅列であり、小室さん母子は悪くないと主張することに終始しているように見えるからである。

今回小室さんが出した文書は自己正当化のオンパレードのように私の目には映る。これは、嘘よりも危険である。

なぜかといえば、他人への嘘の場合は、他人を欺いているのを本人が自覚しているが、自己正当化の場合は、自分自身を欺いていることを本人が自覚していないからだ。

今回の文書に対して元婚約者が「事実と違う」と反論するかもしれない。だが、小室さんを「嘘つき」と批判するのは的外れだろう。

というのも、小室さんは無意識の自己正当化の達人であり、必ずしも意識的に嘘をついているわけではないからだ。少なくとも、嘘をついている自覚が小室さん本人にあるとは思えない。

「小室さんの文書はA4判で28枚に及ぶ長いものですが、『録音が存在しているので、元婚約者の方が「返してもらうつもりはなかった」とおっしゃったことは確認できています』という部分に収斂されています。相手が返す必要がないと言った以上、返す必要はないという主張です。

 その主張を証明するために、録音の存在に言及したこと、さらにはそもそも録音をしていたこと自体にも驚きを禁じ得ません。

 佳代さんが婚約中に小室家が金銭的支援を受けていたことについては『今も大変ありがたく思っています』と綴られてはいるものの、何度も『返してもらうつもりはなかった』というフレーズを繰り返しており、言葉遣いは丁寧ですが、ところどころにトゲがあって、元婚約者が翻意したことが金銭トラブルと言われるようになった元凶だと暗に“批判”していると受け取れるのです。

 また、『元婚約者の方が私の大学の入学金や授業料を支払うために金銭を貸し付けたという報道がありますが、入学金と授業料についてはすべて私の貯金と奨学金でまかなっています』『令和元年(2019年)11月13日、元婚約者の方から記者を通じて、入学金や授業料については自分の勘違いであったという回答がありました』と相手側の勘違いを強調しています。

「小室さんは『話し合いは「交渉」段階にすら至っていません。その前段階に当たる、双方の認識の食い違いがどこにあるのかという点の整理・精査の段階で、もう金銭を求めることはしないという話になり、そのため「認識の食い違いの整理」段階で話し合いが途切れてしまっています』と綴って、水面下での話し合いが成就しなかったのは元婚約者側の責任だと強調しています。

 文書は全体に一貫してディベートのように揚げ足を取られないよう注意が払われている印象で、自身の正当性を前面に押し出して元婚約者側を暗に批判しているとしか思えない内容です。また、『解決金としてお金を渡したとしても、そのお金は借金の返済だったと誤解されてしまう』とした上で、解決金を払えば『将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続けるということを意味します』と綴っています。

眞子さまを、借金を踏み倒そうとした人間の家族にするべきなのか』と言っているわけです。それでもお金を払うべきだというのかと、マスコミに、そして国民に、問うたわけです。これには眞子さまの意向も反映されていたとされているが、そうだとしても皇室への敬意が微塵も感じられない攻撃的な文書という印象はやはりぬぐえません。和解金ではなく、解決金と表現している点も冷徹な感じを受け、気になります。

 小室さん側はその後、解決金によって金銭トラブルを解消する方向に舵を切ったようですが、文書が発表された4月8日は、皇室にとっても国民にとっても喫緊の課題となっている安定的な皇位継承の在り方を検討する有識者会議の第2回会合が予定されていたにもかかわらず、この日にバッティングさせたことは、小室さんには皇室に対する尊崇の念がかけらもないことを意味しています。多分、第2回会合があることを知らなかったのでしょう。眞子さまのことも、“名家のお嬢さま”程度の認識なのではないでしょうか」(同前)

母の「名誉」のため――。お金で早期解決することを拒んだ小室さん。とはいえ、「眞子さまとの結婚」を最優先に考えれば、3年以上も金銭トラブルを長引かせる必要はなかったはずだ。

しかも、自分たち親子の名誉を守ろうとして沈黙を続けたことで「眞子さまの名誉」はむしろ傷ついてしまったといえる。当初は世論も眞子さまに同情的だったが、身勝手との批判を受ける小室さんについていかれる眞子さまに国民は疑念を抱き、日に日に逆風が強まっているのだから……。

眞子さまとの結婚を早めることよりも、母の名誉を守ることにこだわった小室さん。ところが、それは眞子さまご自身も望まれた選択だったことが、文書発表の翌日9日に加地隆治皇嗣職大夫によって明かされた。解決金を支払わないという基本方針は、眞子さまの意向が大きかったようだと記者会見で述べたのだ。

眞子さまは、母子家庭で頑張ってきた小室さんの姿に惹かれている部分もあると思います。皇室に生まれ、多くの人たちに支えられてきた“恵まれた”ご自身の境遇とはまったく違う、支えのない中で努力してきた小室さんと佳代さんの生き方に感動したところもあったのではないでしょうか」(香山さん)

しかし、秋篠宮家に近い人物は眞子さまに苦言を呈する。

「本来ならば眞子さまは、ご両親と小室さん側との“橋渡し”をされるべきでした。しかし、眞子さまは全面的に、小室さんの側についてしまったのです。小室さんの主張をなぞるだけの眞子さまのコメントは非常に残念です。これでは国民から、眞子さまご自身も残念な対応をする方だと思われかねません」

「名誉」を守るため、解決金は支払ってこなかった……。しかし、4月12日、小室さんは方針を180度転換する。代理人弁護士がテレビ局の取材に答え、小室さんが「いわゆる解決金を元婚約者にお渡しする形で解決したい」との意向だと明かしたのだ。

いったいなぜ、眞子さまと小室さんは3年間もこだわった方針を転換したのか――。さらなる説明が求められるだろう。

「解決金」というワードが出て来るのは、《3 基本的な方針について》というパートである。

 以下、その個所を抜粋して引用しよう。

〈元婚約者の方は縁のある方で一時期私と母に支援をしてくださった方(詳しくは「5」(1)(2)で説明します)ですし、当時は有り難い思いで支援を受けていましたが、今となって振り返ってみれば、元婚約者の方の善意に頼りすぎてしまった、というのが客観的に見た当時の状況だと思います。そのことを考えると、報道が事実と異なることに思うところはありましたが、解決金をお渡しして和解することができればそれがよいのではと考えました〉

〈そこで、この考えについて再び複数の弁護士に意見を求めたところ、たとえ解決金としてお金を渡したとしても、そのお金は借金の返済だったと誤解されてしまうだろう、世間からはやはり借金だったのだと見られてしまうだろうがそれでもかまわないか、といったアドバイスを受けました〉

〈解決金については、これまで元婚約者の方にご提案することはしていません。きちんと話し合いをすることなく解決金を材料に話し合いを終わらせるのは本当の意味での解決にはなりませんし、本当の意味での解決にならなければ、解決金をお渡ししても借金だったことにされる可能性は否定できないままで本末転倒になると考えたためです。過去の経緯に関する認識の食い違いについてお互いが納得できた場合には、解決案の1つとしてご提案する可能性を考慮しながら母や母の代理人とも随時話し合ってきましたが、結局元婚約者の方との話し合いが進まなかった(詳しくは後出の「6」で説明します)ことからそうした提案には至っていません〉

 ここで《後出の「6」》と書いてあるのは、母親の元婚約者とのやり取りの経緯を示したパートである。

 この段階で小室さんが主張していたのは、「きちんと話し合いをすることなく」解決金を渡しても「本当の意味での解決」にはならず「本末転倒になる」ということだった。

 今回の「解決金」に関する代理人の発表よると、小室さんは、文書を発表したことによって、「話し合いでの解決」を目指していたという方針を明らかにすることができたので、今後は「解決金」を支払うことで金銭トラブルを解決することにしたということのようだ。

 文書発表後すぐに元婚約者との話し合いが進んだのか、それとも「将来のご両親」から「いい加減にしなさい」とたしなめられたか――。

「そもそも今回の文書公表にあたり、元婚約者には事前の連絡がなかったと表向きはなっていました。そこから話し合いが一気に進んだという話は聞こえてきませんし、将来のご両親からたしなめられたということは、もっとないと思います」

 と、宮内庁担当記者。

「小室さんは秋篠宮さまに宛てて、月に1度は手紙をしたためてきました。今回の長い経緯説明文書の中身と解決金の提案は元々セットで、あらかじめ秋篠宮さまはもちろん眞子さまにも伝えていました。文書の中で、“早期解決と引き換えに借金でなかったものが、借金であったことにされてしまう事態を受け入れることはできない”とありますが、これには眞子さまのご意向が大きかったと宮内庁の担当は明らかにしています」

 別の記者は、

「確かに説明文書と解決金の提案はセットだとしても、同時に公表するやり方もあったでしょうし、あるいはもう少し時期をずらしてという方法もあったかなと個人的には思います。国民が祝福してくれる環境づくりを求められてきた秋篠宮さまとしても、世間の反応はとても気になっていたことでしょう」

 と評したうえで、こう続ける。

眞子さまと小室さんは恐らく結婚に向けて急がれているのでしょう。これまで“金銭的な問題はすべて解決済み”と認識してきたというスタンスだった小室さん側からの解決金支払い提案は、相当な譲歩のように映ります。代理人は“解決金を支払うことがダイレクトに結婚に結びつくかは分からない”としているようですが、結婚の障壁となっている元婚約者との関係修復というのは結婚を大いに前進させる手段だというのは明らかです。ただし、解決金支払いで妥結したとしてもその額や出所は詮索され続けるでしょう」

 あるいは、急がなければならない何か別の事情があるのだろうか――。

眞子が「主犯格の正犯」として関与していたことが、加地隆治・皇嗣職大夫から明らかにされたからだろう。

「結局、元婚約者から金銭を援助してもらった事実は変わらないのに、小室さんの無念、屈辱、恩人への恨みをも感じさせる文章です。かえって小室さんの人柄が、眞子さまと結婚するにはふさわしくないと示してしまっていないでしょうか」

そう語るのは、皇室の歴史に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さん。

象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは、小室さんに「オンライン会見」を勧める。

「この文書は、結婚に反対する人々を納得させるどころか、むしろ火に油を注いだように感じます。やはり私は、小室さんがオンラインでもいいから会見に臨んで、表情や声で自分の思いを伝えるべきだと思いました」

欧州の王室に詳しい関東学院大学教授の君塚直隆さんも、次のように話す。

「こんな保身ばかりの文書で、国民に説明が済んだなどと思ってしまってはいけません。国民に誠意を示したいならば、一人で会見に出て、記者たちから浴びせられる厳しい質問に答えたほうがいいでしょう」

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