ミャンマー軍兵士 武装勢力との戦闘で多数死亡 #nhk_news https://t.co/M2jSkxDa9u
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月15日
ミャンマーの独立系有力メディアの「イラワディ」によりますと、ミャンマー北部のカチン州に拠点を置く少数民族の武装勢力は3月25日、戦略的要衝となる軍の基地を襲撃し、占拠しました。
これに対して軍は基地を奪還するための作戦を続けていて、4日連続で空爆を実施したほか、およそ100人からなる地上部隊を投入しました。
しかし地上部隊は13日、カチンの武装勢力の反撃に遭い、多数の兵士を失ったということです。
武装勢力の幹部は「イラワディ」の取材に対して「軍の兵士はほとんど全員が死亡した。われわれは逃げた兵士の行方も追っている」と話しています。
これについてNHKは、軍が設置した最高意思決定機関「国家統治評議会」の報道官に確認を求めていますが、今のところ反応はありません。
カチンの武装勢力は軍の統治を認めず、クーデターに抗議する市民に加勢する姿勢をみせていて、3月上旬から軍との衝突が続いています。
軍は戦闘での大敗を機に今後、さらに強力な報復攻撃に出るおそれがあります。
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