インドネシア海軍 潜水艦の部品の破片などを確認 沈没か #nhk_news https://t.co/EhoXE4VXgV
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月24日
今月21日、司令官と兵士合わせて53人が乗った海軍所属の潜水艦「KRIナンガラ402」がバリ島の北およそ37キロの海域で消息を絶ち、インドネシア政府は海外にも支援を要請し、捜索が続けられています。
軍は24日会見を開き、潜水艦が消息を絶った海域周辺で、潜水艦の部品の破片や乗組員の持ち物が見つかったほか、燃料の流出が確認されたことを明らかにしました。
そのうえで、軍は「潜水艦は沈没したとみられる」という見解を示しました。
また、潜水艦は水深500メートルの水圧に耐えられるように設計されているということですが、水深850メートル付近にまで沈んだ可能性があるとしています。
乗組員の生存状況については「まだ発見できていない」として、引き続き捜索を進めるとしています。
ASEAN 特使をミャンマー派遣で対話仲介へ 議長声明を発表 #nhk_news https://t.co/JAjMwrBlWc
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月24日
ASEANの首脳級会議は24日インドネシアの首都ジャカルタで行われ、クーデターを起こしたミャンマー軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官も出席しました。
会議のあと議長声明が発表され、出席者は深刻な懸念を表明したうえで、平和的な解決に向けた5つの項目について合意したとしています。
合意内容には、暴力を直ちに停止しすべての当事者が自制することやASEAN議長国の特使が対話プロセスを仲介すること、特使が現地のすべての当事者と面会することなどが盛り込まれています。
会議に出席したシンガポールのリー・シェンロン首相は地元メディアに対して、ミン・アウン・フライン司令官が会議の中で「ASEAN代表団の訪問や人道支援に反対しない」などと述べたことを明らかにしました。
一方、5項目には、アウン・サン・スー・チー氏などクーデターで拘束された人たちの解放については盛り込まれず、議長声明の中で「解放を求める声もあった」という表現にとどまりました。
ASEANとしては地域の共同体として事態の打開に向けて主導的役割を打ち出した形ですが、民主化を目指す勢力と激しく対立する軍から今後どれだけ協力を引き出せるかが問われることになりそうです。
ミャンマーで民主化を目指す勢力が軍に対抗して発足させた「国民統一政府」の報道官を務めるササ氏は「ASEANの指導者たちが軍の暴力を停止し政治犯を釈放しなければならないとの考えで一致したというニュースを歓迎する」とした声明を発表しました。
声明はまた「今回の決定に従い私たちが民主主義と自由を取り戻すためASEANの揺るぎない行動を期待する」としています。
ミン・アウン・フライン司令官の今回の会議の出席はクーデター後初の外国訪問となりました。
24日夜のミャンマーの国営テレビは司令官の出席をトップニュースで取り上げ「司令官らはミャンマー国内の政治的な進展や今後について議論した」と伝えました。
しかし、暴力の停止やASEANの特使など議長声明に盛り込まれた合意内容については一切触れませんでした。
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