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韓国の保守系の最大野党「国民の力」は11日、ソウルで党大会を開いて新たな代表を選び、50代以上のベテラン4人の候補を抑えて、議員経験のない36歳のイ・ジュンソク(李俊錫)氏が選出されました。

イ氏はアメリカのハーバード大学で学んだあと、2011年、のちに大統領となるパク・クネ(朴槿恵)氏に見いだされ、「国民の力」の前身にあたる保守系政党に入って要職を任され、メディアでの積極的な発信などで存在感を高めてきました。

新しい代表に選ばれたあと、イ氏は来年3月の大統領選挙に言及し、「私たちの最大の課題は選挙に勝利することだ。そのために多様な候補や支持者らが共存できる党をつくる」と意気込みを語りました。

大統領選挙に立候補できるのは40歳以上のため、イ氏が立候補することはありませんが、「国民の力」としては、党のイメージを刷新して若い世代の支持拡大を図り、大統領選挙に臨みたい考えです。

一方で現在、「国民の力」は有力な大統領選挙の候補を見いだせておらず、党内ではムン・ジェイン文在寅)政権と激しく対立してきたユン・ソギョル(尹錫悦)前検事総長が政界入りし、立候補することへの期待が出ています。

韓国の保守系の最大野党「国民の力」の新しい代表に選ばれたイ・ジュンソク氏は、1985年生まれの36歳。

出身地のソウルにある名門高校を経て、アメリカのハーバード大学でコンピューター科学などを学び、卒業後はIT系のベンチャー企業を立ち上げました。

26歳だった2011年、当時の保守系与党に入党。のちに大統領となるパク・クネ氏に抜てきされ、党の要職を務めました。

2016年以降、3回にわたって国会議員の選挙に立候補して、いずれも落選しましたが、メディアで積極的に発信し、保守派の論客として存在感を高めてきました。

今回の代表選びでは、保守政党が来年の大統領選挙で勝利するためには若い世代の支持拡大が重要だと強調し、その受け皿になることができるのは自分だとアピールして、変革を訴えました。

また、新型コロナウイルスの影響が続く中、選挙運動では事務所を構えなかったほか、党員や支持者とSNSで丁寧にやり取りすることを徹底するなど、その手法も注目を集めました。

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