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ソビエトアゼルバイジャンアルメニアは去年、係争地のナゴルノカラバフを巡って激しい戦闘となり、多くの犠牲者を出した末、アルメニアが事実上、敗れました。

この際、アゼルバイジャンを支援したトルコのエルドアン大統領は15日、アゼルバイジャンが占領した都市シュシャを訪問し、アリエフ大統領とともに両国の同盟関係に関する共同宣言を発表しました。

その中には、両国のいずれかが第3国からの脅威や攻撃に直面した場合、両国が軍事面で協力して対応するという、相互防衛の文言が盛り込まれています。

会見したエルドアン大統領はさらに、トルコで開発された軍事用ドローンをアゼルバイジャンでも生産できるよう協力する考えを示したうえで「係争地が占領される悲劇が二度と起きないようにする」と述べ、アルメニアをけん制しました。

これに対し、アルメニア外務省は声明を出し「挑発行為であり、容認できない」と反発しています。

また、アルメニアと軍事同盟を結んでいるロシアでもトルコとアゼルバイジャンの新たな動きに対して警戒感が強まりそうです。

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#南コーカサス

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#旧ソ連

イランでは2期8年にわたるロウハニ大統領の任期満了に伴う大統領選挙が18日、行われます。

ロウハニ政権を支えてきた穏健派や改革派の有力な候補が事前の資格審査で失格となる中、選挙は反米の保守強硬派で司法府代表のライシ師や国際協調路線をとるヘンマティ前中央銀行総裁など4人の争いとなっています。

最高指導者のハメネイ師は16日に演説し「国民が投票へ行かなければこの国は衰えるし不安定になるだろう。敵国の圧力も増すことになる」と述べ、アメリカへの敵対姿勢もあらわにしながら国民に投票に行くよう呼びかけました。

ただ、ハメネイ師の有力な後継者とも目されるライシ師が圧倒的に優位な情勢で選挙は盛り上がりを欠いていて、専門家は前回およそ73%だった投票率が50%を下回り、過去最低となる可能性もあると指摘しています。

投票率が大幅に落ち込めばイスラム体制の正統性をも傷つけることにつながりかねないことから、指導部は体制の威信にもかかわる投票率に神経をとがらせているものとみられます。

イランの首都テヘランでは大統領選挙で圧倒的な優位が指摘される保守強硬派のライシ師のポスターが目立つ程度で選挙戦は盛り上がりに欠け、市民からも冷めた声が多く聞かれました。

このうち45歳の女性は「国民の要求が何も実現されていないので選挙には行きません。すでにライシ師の当選が確定的だと思います」と話していました。

また、別の女性は「経済の状況がとても悪く国民は不満でいっぱいです。希望もなく投票に行く意欲もありません」と話していました。

さらに、33歳の男性は「今回は選択肢がなく選挙制度にも問題があるので投票には行きません。誰が選ばれようが希望はありません」と話し、事前の資格審査で複数の有力候補が失格となったことにも不満をあらわにしていました。

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#中東