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アメリカのオースティン国防長官は東南アジアとの関係強化に向けてシンガポールベトナム、フィリピンを訪れることにしていて、27日、最初の訪問地のシンガポールで講演しました。

この中で、オースティン長官は南シナ海で軍事的な活動を活発化させる中国について、「南シナ海の大部分を占めるという中国の主張には国際法上の根拠がなく、この地域の国家の主権を踏みにじるものだ。私たちはこの地域の沿岸国が国際法上の権利を守ることを支援し続ける」と述べてけん制しました。

一方で、「私たちの利益が脅かされた場合にはひるむことはないが、対立を求めることもない。大国は透明性とコミュニケーションの模範となる必要があり、中国との建設的で安定した関係を追求することを約束する」と述べて、中国軍との間で危機管理の意思疎通ができる体制づくりなどに取り組む考えを示しました。

バイデン政権は関係国と連携しながら「最大の競合国」と位置づける中国への圧力を強めていますが、米中の対立が軍事面の緊張の高まりにつながらないよう対話の必要性も強調した形です。

アメリカのオースティン国防長官は東南アジアとの関係強化に向けて今週、シンガポールベトナム、フィリピンの3か国を訪れる予定で、27日はシンガポールでウン国防相と会談しました。

会談後に発表された共同声明によりますと、オースティン国防長官はアメリカの軍用機や艦艇に対するシンガポールの後方支援に感謝の意を伝えたということで、声明は「アメリカの存在は地域の平和と繁栄、安定に不可欠だ」としています。

また、シンガポールが導入する最新鋭ステルス戦闘機「F35B」の訓練をアメリカ国内で行うことを確認するなど、地域の安定の維持に向けて両国が連携強化に取り組むことで合意したということです。

東南アジアや周辺の海域では、中国が南シナ海で軍事的な活動を活発化させているほか、新型コロナワクチンの供給などで存在感を増しています。

アメリカとしては今回の国防長官の訪問で中国に対抗するため東南アジアからの協力をいっそう引き出すねらいがあると見られています。

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