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アフガニスタン和平省は30日、NHKの取材に対し、ことし4月からこれまでのおよそ4か月の間に反政府武装勢力タリバンとの戦闘で、タリバンの戦闘員1万3555人が死亡、1万1054人が負傷したと明らかにし、大きな損害を与えたと主張しています。

しかし、政府側の被害については明らかにしませんでした。

これに対して、タリバン側はNHKの取材に「政府側の発表は宣伝目的のうそで、実際のわれわれの犠牲は限定的だ」と反論しています。

また、アフガニスタンの治安関係者によりますと、これまでに主にパキスタンから1万人を超える戦闘員がタリバンに合流し、戦力を増強しているとしています。

アフガニスタン情勢を巡っては、アメリカ軍の制服組トップもタリバン側が支配地域を拡大して優位に立っているという見方を示していてアメリカ軍が来月末までの撤退完了を目指す中、状況は不透明さを増しています。

UNAMA=国連アフガニスタン支援団によりますと、アフガニスタン西部のヘラートで30日、国連の施設が襲撃を受け、警備にあたっていたアフガニスタン人1人が死亡したということです。

ヘラートとその周辺では、この数日、政府軍と反政府武装勢力タリバンが激しい戦闘を行っていました。

UNAMAのデボラ・リヨンズ事務総長特別代表は声明を出し「国連に対する攻撃は嘆かわしい。攻撃した者を特定し、責任を取らせる」と厳しく非難しました。

一方、タリバン「警備員は戦闘中に死亡したのかもしれない。現在はタリバンが国連施設の安全を確保している」とする声明を出しています。

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