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ニューヨーク原油市場では、このところ国際的な指標となるWTI先物価格の上昇傾向が続いていて、11日は一時、1バレル=82ドルを超えて2014年10月以来、およそ7年ぶりの高値まで値上がりしました。

原油価格の上昇は、経済活動の再開に伴って需要が高まっている一方で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で減少した生産量が回復していないことが背景にあります。

さらに、主な産油国が来月の生産量を据え置き、増産を見送ったことやアメリカで石油関連施設がハリケーンによる被害を受けたことなども影響しています。

原油価格の上昇によってガソリン価格の上昇などを通じた暮らしへの影響が懸念されるほか、市場では天然ガスの価格も高騰していてエネルギー価格の上昇が欧米などでインフレへの懸念を高めています。

市場関係者は「原油価格がどこまで上昇するのか見通せない状況が続いていて、不安になった投資家が、ひとまず買い注文を出していることも上昇につながっている」と話しています。

再び最高値狙いか
ビットコインは5月以来初めて5万7000ドルを突破した。今年に入って記録した最高値(6万4869.78ドル)を再び試すと投機筋の間ではみられている。規制を巡る懸念が緩和したことや、米証券取引委員会(SEC)によるビットコイン上場投資信託ETF)承認の可能性ついて楽観的な見方が再浮上したことなどが理由に挙がっている。チャート分析では次の抵抗線は6万ドル。

助言を無視
中国恒大集団に対し債務を軽減し、新規事業への多角化計画を中止するよう社内のチーフエコノミストが繰り返し警告していたにもかかわらず、同社はこれを無視していた。恒大を今年辞めた任沢平氏が11日明らかにした。同氏は助言に対して社内から批判を受けることが多かったと主張した。恒大のドル建て社債2本について、11日が期日のクーポンをまだ受け取っていないと一部保有者が明らかにした。

インフレ巡る見解
欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン理事は、最近の物価上昇に反応して労働者の賃金が単発的に上昇しても、「基調的なインフレ軌道におけるトレンド変化を示唆しない」と述べた。一方、ECB政策委員会メンバー、クノット・オランダ中銀総裁は、金融引き締めにつながり得るインフレリスクを過小評価しないよう、投資家は慎重になるべきだとの見方を示した。

初の飲み薬
米製薬会社メルクと提携先の米リッジバック・バイオセラピューティクスは新型コロナウイルス感染症(COVID19)の一部治療で経口抗ウイルス薬「モルヌピラビル」の緊急使用許可(EUA)を米食品医薬品局(FDA)に申請した。対象となるのは重症化リスクを抱え、軽度から中程度の症状が出ている成人患者。許可を得ればコロナ治療で初の飲み薬となる。

ノーベル経済学賞
スウェーデン王立科学アカデミーノーベル経済学賞を「自然実験」と呼ばれる手法を用いて労働市場の分析に貢献した米大学の研究者3人に授与すると発表した。受賞者はカリフォルニア大学バークレー校のデービッド・カード氏とマサチューセッツ工科大学(MIT)のヨシュア・アングリスト氏、スタンフォード大学のグイド・インベンス氏。

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