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日銀の元審議委員で、デフレ対策として大胆な金融緩和策を訴え、日銀の量的緩和政策の導入を主導した中原伸之氏が亡くなりました。86歳でした。

中原氏は今のENEOS、当時の東亜燃料工業の社長を1986年から務めたあと、1998年から2002年まで日銀の審議委員として金融政策の決定に携わりました。

任期中、中原氏は金融危機で国内の景気が急激に悪化する中、デフレ対策として物価目標の導入や大胆な金融緩和をいち早く主張し、日銀の量的緩和政策の導入にあたって主導的な役割を果たしました。

さらにその後、2013年には日銀は2%の物価目標を盛り込んだ政府との共同声明をまとめました。

中原氏は安倍元総理大臣と長年のパイプがあったとされ、2012年、第2次安倍政権発足の時には政権のブレーンとして「アベノミクス」の柱の1つである大規模な金融緩和について助言したといわれています。

積極的な金融緩和を主張する、いわゆるリフレ派の論客として知られていました。

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#アベノミクス#リフレ#金融政策