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ウガンダの首都カンパラで16日、中心部にある議会と警察署の近くで相次いで爆発がありました。

地元テレビによりますと、一連の爆発で複数の死者が出ているほか、27人がけがをして病院で手当てを受けているということです。

現地からの映像では、複数の車が燃えて煙があがっている様子や、警察が現場近くの道路を封鎖して立ち入りを禁止する中、消防隊とみられる人たちが消火活動にあたっている様子が見られます。

これまでのところ爆発の原因などは分かっていませんが、警察の幹部はAFP通信に対して、テロ攻撃だとみて捜査を進めていることを明らかにしました。

首都カンパラでは、先月、レストランで爆発があり、従業員1人が死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートにつながる組織が犯行を認める声明を出していて、これまで治安が比較的安定していることで知られるウガンダでも過激派の活動が拡大しているのではないかとの懸念が出ていました。

ウガンダでは16日、首都カンパラの中心部にある議会と警察署の近くで連続して爆発があり、地元メディアなどによりますと市民3人が死亡し少なくとも33人がけがをしました。

これについて警察は警察署の近くでは1人が議会の近くではバイクに乗った2人組がそれぞれ持っていた爆発物を爆破させたとして、犯行は自爆テロだったと発表しました。

またウガンダの過激派組織が事件に関与した疑いがあるとして捜査を進めていることを明らかにしました。

この組織はもともと隣国のコンゴ民主共和国を拠点にしていましたが、過激派組織IS=イスラミックステートとの関与が指摘されていて、カンパラで先月あったレストランの爆発事件では犯行を認める声明を出しています。

ウガンダは治安が比較的安定していることで知られてきましたが、現地では過激派の脅威が高まることへの懸念が広がっています。

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