スーダン 軍主導の統治評議会発足に抗議 大規模デモ 15人死亡 #nhk_news https://t.co/IZoqwydl7A
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年11月17日
スーダンでは10月、軍がクーデターを起こし、2019年の独裁政権の崩壊後に進めてきた民主化勢力との共同統治を終わらせて権力を掌握しました。
さらに、11月11日には軍トップのブルハン司令官が、みずからを議長とする軍主導の統治評議会を発足させました。
こうした中、民主化勢力は「軍による一方的な措置で受け入れられない」として大規模な抗議デモを呼びかけ、首都ハルツームなどでは17日、多くの市民が街頭に出て、民主的な政治体制に戻すよう訴えました。
これに対し、軍は部隊を市街地に展開してデモの排除に乗り出し、現地の医師会によりますと、治安部隊による発砲で、クーデター後最悪となる15人が死亡しました。
軍は、自宅軟禁の状態が続くハムドク首相や、拘束した閣僚などを数日以内に解放する方針を示していますが、民主化勢力を排除した形で統治を進めていて、国連などの仲介も行き詰まる中、混乱が深まっています。
#アフリカ