スーダン 軍主導の統治評議会発足 民主化勢力は反発し混乱懸念 #nhk_news https://t.co/7Xxqwsl0J8
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年11月11日
スーダンでは先月25日、軍がクーデターを起こしおととしの独裁政権の崩壊後に進めてきた民主化勢力との共同統治を終わらせて権力を掌握しました。
こうした中、スーダンの国営放送は11日、軍トップのブルハン司令官が国を統治する新たな統治評議会を発足させ、みずから議長に就任したと伝えました。
統治評議会には民間人が含まれているものの副議長を軍の幹部が担うなど軍主導となっていて、これまで共同統治を行ってきた民主化勢力からは1人も選ばれていません。
これに対して民主化勢力は声明で「軍による一方的な措置で受け入れられない。軍とは交渉せず妥協も一切しない」として反発を強めていて、週末に大規模な抗議デモを呼びかけました。
軍が統治評議会を発足させたことでクーデターの後、国連などが仲介してきた民政移管に向けた政治的な解決は行き詰まることとなり、さらなる混乱や衝突が懸念されます。
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