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愛子さまの成年に伴って、1日は宮内庁の幹部らによる祝賀などがお住まいの御所で行われ、今月5日に皇居・宮殿で勲章の親授などの主要な行事が行われます。

皇室で成年の行事が行われるのは、平成26年秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さま以来7年ぶりで、愛子さまは今後、成年皇族として公務に臨まれます。

宮内庁は、愛子さまの成年にあたっての記者会見を来年3月の第3週に行うと発表しました。

皇族の成年にあたっての記者会見は、これまで20歳の誕生日よりも前に行われるケースが大半でした。

しかし愛子さまは今も大学の授業をオンラインで受けていて、レポートの提出など日々の課題に忙しく取り組まれているということで、宮内庁は記者会見を来年3月の第3週に行うことにしたということです。

これについて宮内庁は「一生に一度の会見であり、ご成年になったことをお感じになりながら、質問に対するご回答を落ち着いて考えていただくのに最も適した時期と考えられる日程とした」と説明しています。

学習院大学2年生の愛子さまは、新型コロナウイルスの影響で、この1年、通学の機会はなく、引き続きオンラインでの授業を受けられています。

在籍する文学部日本語日本文学科では、古代から現代までの日本語や日本文学を中心とした日本文化を学ぶ専攻を選んだということで、先生や友達ともオンラインで交流しながら忙しくも充実した毎日を送られているということです。

東日本大震災の発生から10年目にあたることし、愛子さまは、震災に関する報道を目にする機会が増え、巨大な津波の映像や原発事故の様子に改めて衝撃を受けるとともに、家族や親しい人を亡くしたり住み慣れた場所を追われたりした人たちの置かれた状況に大変心を痛められている様子だったということです。

ことしの夏に開幕した東京オリンピックパラリンピックの各競技のもようはテレビでご覧になりました。

愛子さまは、国境を超えて選手どうしが交流する様子が随所で見られたことに感銘を受け、パラリンピックでは、障害のある選手たちの躍動感あふれる姿やサポートしてきた人たちと喜びを分かち合う姿などが印象に残られた様子だったということです。

愛子さまは、ことし9月には、20年近くにわたって慣れ親しんだ赤坂御用地を離れ、ご一家で皇居に移られました。

引っ越し作業の間に滞在した宮殿では、宮中行事や儀式で使われる部屋を視察しながら、今後、成年皇族として出席が想定される行事の次第や所作について、両陛下から直接説明を受け、身の引き締まる思いを抱かれていた様子だったということです。

愛子さまは、大学の授業のない時間や休日には、両陛下と皇居内を散策したり天皇陛下と一緒にジョギングをしたりするなど、ご一家で過ごす時間を大事にする一方で、宮内庁の職員とバドミントンやバレーボールなどをしてリフレッシュにも努められているということです。

愛子さまは、当面は学業を優先しながら過ごすことになりますが、成年皇族として宮中行事や儀式などに臨む際には、天皇皇后両陛下をはじめとする皇室の方々の姿を手本にしながら、ご自身の務めを心を込めて果たしたいと考えられているということです。

愛子さまは平成13年12月1日、天皇皇后両陛下の長女として誕生されました。

敬愛の大切さを身につけて育って欲しいという願いが込められ、お名前は「愛子」さま、称号は「敬宮」とされました。

幼いころはお住まいで絵本に親しむ一方で、外に出て木に登ったりするなど活発に過ごされました。

幼稚園から学習院に通い、初等科の一時期は通学への不安から体調を崩し、雅子さまに付き添われて学校に通う日が続きましたが、それを乗り越えて健やかに成長されました。

中等科の修学旅行では、広島市平和公園を訪れ、原爆ドームや原爆に関する展示を見学し、被爆者から話を聞いたり、「原爆の子の像」に同級生全員で折った千羽鶴を捧げられたりしました。

この時の経験をもとに卒業文集には「世界の平和を願って」と題する作文を寄せ、「唯一の被爆国に生まれた私たち日本人は、自分の目で見て、感じたことを世界に広く発信していく必要があると思う」などと記されました。

女子高等科2年の夏休みには、英語教育のサマースクールで3週間近くイギリスに滞在されました。

英語の授業を受けたほか、体験学習でロンドン市内や近郊の都市を訪れ、イギリスの文化や歴史、社会に触れられました。

おととし4月30日の上皇さまの退位にあたっては上皇ご夫妻にあいさつする行事に臨み、翌5月1日の天皇陛下の即位では両陛下にお祝いの気持ちを伝えられました。

去年、新型コロナウイルスの影響が広がる中、女子高等科を卒業し、学習院大学文学部の日本語日本文学科に進学されました。

高等科の卒業式では、「たくさんの経験ができ、また、とても楽しく、とても充実した学校生活を送ることができたと思います」と笑顔でこたえられました。

大学は、オンラインによる授業が続いていましたが、去年10月、初めて通学した際には「大学では新しい知識を得たときに感じられる喜びを大切にしながら、さまざまなことに取り組んでいければと思っております」と話されていました。

天皇皇后両陛下は、さまざまな行事がある中、愛子さまの成年に伴う行事を大切に考え、忙しい日々の合間に宮内庁の職員と打ち合わせをするなど、精力的に準備に取り組まれてきたということです。

側近によりますと、両陛下は、愛子さまと写真を撮ったり、これまでの成長の日々を思い出したりして、感慨深く思われている様子に見えたということです。

一方で、準備を進める愛子さまを、無事に成年の誕生日を迎えさせてあげたいという気持ちで見守られている様子だったということです。

成年という一つの節目を無事に迎えることができましたことを嬉しく思います。

これまでの日々を振り返ってみますと、いろいろな出来事が思い起こされ、感慨深く思うとともに、多くの学びに恵まれた色濃い歳月であったことを実感いたします。

同時に、学校の先生方やお友達を始め、日常生活において本当にたくさんの方々にお世話になり、お力添えを頂きながら過ごしてきたことを身に沁みて感じます。

様々な方と出会い、関わることを通じて、人と人とが互いに手を取り合い、交流の輪が広がっていく素晴らしさを学び、全ての経験が、今、私の財産となっています。

今日に至るまで私の歩みに関わってくださった全ての方に深く感謝いたします。

そして、成長を見守り、温かい声をお寄せいただいている国民の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

天皇皇后両陛下には、これまで愛情深く大切に育ててくださり、どのようなときも一番近くで支えてくださいました。

また、上皇上皇后両陛下には、幼い頃より私を優しく包み込み、お導きくださいました。

心より有り難く思っております。

これからは成年皇族の一員として、一つ一つのお務めに真摯に向き合い、できる限り両陛下をお助けしていきたいと考えております。

そして、日頃から思いやりと感謝の気持ちを忘れず、小さな喜びを大切にしながら自分を磨き、人の役に立つことのできる大人に成長できますよう、一歩一歩進んでまいりたいと思います。

まだまだ未熟ではございますが、今後とも温かく見守っていただけましたら幸いに存じます。

世の中に目を向けますと、新型コロナウイルス感染症により、多くの方が亡くなられたことに胸が痛みます。

また、この感染症の影響を受けて、現在も大勢の方々が厳しい生活を送られていることと案じています。

全ての方に、平穏で彩り豊かな暮らしが一日も早く訪れることを願うとともに、また以前のように皆様とお会いし、お話しできるようになる日を楽しみにしております。

週番(クラス当番)の仕事の際には誠実に取り組まれ、日誌に詳しく授業の様子などを綴っていらっしゃいました。

現代文の授業の感想では人生は有限だということを再認識され時間は戻らないものなので今を充実させたいということ、休み時間に学内で販売されている「ごきげんよう弁当」を注文して楽しみにしていること、高3になるまで無欠席であった友人の急な欠席を非常に心配していることなど、お人柄が伺える記述が思い出されます。
(高3のクラスを担当した教員)

何事にも丁寧に取り組み、努力なさっていました。
お友達思いで、たくさんのご友人と充実した学校生活を送っていらっしゃいました。
純粋で明るく素直で誠実な方です。

どの教科にも熱心に取り組まれ、丁寧にノートをまとめて勉強なさっていました。
定期考査前には担当の先生によくご質問なさっていました。
質問は的確で、何事も深く理解なさろうとする姿勢を感じました。
(高校のクラスを担当した教員)

国語表現の授業において、イートン校での思い出を短歌に詠んでいらっしゃいました。
他にもスキーに行かれた折にご覧になった風景など、ご自身のご体験を歌に詠まれることが多かったと記憶しております。
(高校の国語を担当した教員)

高校3年時の古文の授業で、「源氏物語」末摘花巻のグループ発表を行いました。
最も理解力が要求される文法事項を担当するとともに、自らグループの中心として発表をなさいました。
(高校の古文を担当した教員)

高2の英語の授業では、自分達がするならどんなボランティア活動をするか、というプレゼンテーション活動があり、お友達と組んで動物保護を選んでいらっしゃいました。

発表に際して入念に準備され、また豊富な知識をお持ちでした。
(高校の英語を担当した教員)

イートンサマースクールでは、英語の習得や名所訪問だけでなく、スポーツやスコーン作りも体験され、幅広くイギリスの文化に触れられました。

プログラムにはおひとりで取り組む課題やお友達とお互いに協力し合う課題もあり、3週間を通して充実した時間を過ごされたようです。
(サマースクールを引率した教員)

高3の卒業レポートでは、平安時代の猫と犬に関して文学作品を通して考察をなさいました。
動物と文学好きの宮様らしいテーマでした。
(高3のクラスを担当した教員)

中2で、希望者参加である沼津臨海学校に自ら応募して参加されました。

この年は例年になく波が高い日や寝苦しい夜も多かったのですが、毎日元気に沖合まで泳ぎ出て、練習に励んでいらっしゃいました。

四日目の午前中の約3kmの遠泳では、複雑に変化する潮の流れのため、参加生徒全員が一進一退の苦しい場面もありましたが、ご友人たちと励まし合いながら無事に完泳されました。

おそらくこの20年間で最も日焼けされた、思い出深い夏になったことと思います。
(中学のクラスを担当した教員)

高1の八ヶ岳林間学校では、登山を楽しんでいらっしゃいました。

帰京後の作文では、この時の登山の感想とともに、ご両親である天皇皇后両陛下との登山の思い出を振り返り、記していらっしゃったことが強く印象に残っております。
(高1のクラスを担当した教員)

天皇皇后両陛下の長女の愛子さまは1日、20歳の誕生日を迎え、成年皇族となられました。愛子さまの誕生日にあたって、宮内庁は先月撮影された2つの映像を公開しました。

このうち、お住まいの御所の庭で撮影された映像には、愛子さまが、愛犬の「由莉」を連れて散策される様子が収められています。

愛子さまは、時折、由莉をなでて笑顔を見せられています。

また、皇室ゆかりの美術品などを所蔵する皇居の三の丸尚蔵館で撮影された映像は、愛子さまが、大学で専攻する日本文学に関する収蔵品をご覧になる様子をうつしたものです。

愛子さまは、▽徳川家が江戸幕府の御用絵師に制作させたとされる源氏物語図屏風」や、▽鎌倉時代歌人藤原定家が書写した更級日記などを、職員の説明を受けながら一つ一つ興味深そうな様子でご覧になっていたということです。

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もののあはれ - Wikipedia

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愛子さまが提出したレポートが、授業のなかで教授に取り上げられることも少なくないです。内容は論理的で新しい視点も盛り込まれていますし、素晴らしいとしか言いようがありません。その上、文章から謙虚なところもうかがえるのです。真面目な生徒の間でも『愛子さまの課題のレポートはすごいね』と話題になることもあります」(前出・学習院生)

安定的な皇位継承の在り方を議論する政府の有識者会議が、岸田内閣の発足後初めて開かれ、次の会合に報告書の骨子を示したうえで、年内に最終的な報告書を取りまとめることを目指すことを確認しました。

会合で岸田総理大臣は、有識者会議が、先に女性皇族が結婚後も皇室に残る案と旧皇族の男系男子を養子に迎える案を中心に検討することなどを盛り込んだ「今後の整理の方向性」をまとめたことを踏まえ、「『整理の方向性』をもとに、引き続き十分に議論していただきたい。政府として議論の結果を尊重していきたい」と述べました。

また、事務局が「整理の方向性」のメリットやデメリットなどを調査・研究した結果を示したのに対し、出席者から「女性皇族が結婚後も皇室に残る場合の立法形式は恒久的な制度とすべきだ」とか「日本と同様に男系男子継承制であるリヒテンシュタインでは、皇位継承者が不在となった際は『継承養子』を迎える制度がある」などといった意見や指摘が出されました。

そして有識者会議は、次の会合に報告書の骨子を示したうえで、年内に最終的な報告書を取りまとめることを目指すことを確認しました。

会合のあと座長を務める清家篤慶應義塾塾長は「基本的には『整理の方向性』の枠組みの中で最終報告ができていくと考えている。『整理の方向性』に盛り込まれた有力な2つの案が考えられるのではないかという報告書になると思う」と述べました。

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