https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

財政の健全性を示す「基礎的財政収支」は政策に充てる経費を国債などに頼らず税収などでどれだけ賄えるかを表したもので、国と地方を合わせたこの指標が今の赤字から黒字に転換する時期について内閣府がまとめた新たな試算が明らかになりました。

試算では物価の変動を除いた実質で年間2%程度の経済成長が続くことを前提に、これまでの想定より1年早い2026年度に黒字化すると見込んでいます。

企業の収益がコロナ禍から回復し新年度・令和4年度の国の税収が今年度を上回って過去最高になる見通しを反映したということです。

そのうえで歳出改革を続ければ政府が目標とする2025年度の黒字化も可能だとしています。

基礎的財政収支の黒字化の目標年度をめぐって去年の「骨太の方針」では「新型コロナの経済財政への影響を検証しその結果を踏まえて再確認する」としていましたが、政府は新たな試算をもとに目標年度を維持する方向で調整を進める方針です。

おととし、日本学術会議が推薦した会員候補6人が当時の菅総理大臣に任命されなかったことをめぐり、学術会議の梶田会長は、6人を任命するよう要請を続け、岸田総理大臣との意見交換も要望していました。

岸田総理大臣は13日に総理大臣官邸で、政権発足後初めて梶田会長と会談しました。

この中で梶田会長は「会員の任命問題を解決させて、政府とよりよい関係を構築していきたい」と述べたうえで、学術会議の在り方をめぐる検討状況を説明しました。

これに対し、岸田総理大臣は「6人については、任命権者である当時の総理大臣が最終判断したもので、一連の手続きは終了したと承知している」と述べました。

その一方で、今後は松野官房長官を窓口として学術会議側と対話を進めていきたいという考えを伝えました。

このあと、梶田会長は「少なくとも松野官房長官が担当となって検討していただけるということなので、前向きに捉えたい」と述べました。

岸田総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に「梶田会長からは、新たな内閣と未来志向の対話の第一歩として、面会の要望があり、きょうお目にかかった。きょうの面談を第一歩として、政府と学術会議の建設的な関係を築き、さまざまな社会課題の解決にともに取り組んでいきたい」と述べました。

そのうえで「会員の任命については、当時の総理大臣が最終判断をしたものなので、一連の手続きは終了したものであると承知しているが、そのうえで、今後、建設的な対話を重ねていくことは重要だと考えている」と述べました。

また今後は、会員の任命については松野官房長官が、また学術会議の運営の在り方については、引き続き小林科学技術担当大臣が担当することを明らかにしました。

松野官房長官は、午後の記者会見で「学術会議側から面談の要請をいただいていた中、学術会議と未来志向の対話を始めたいという意思のもとで、今回の懇談になったと思う。今後どういう形の対話が進められるかは、しっかり学術会議側と検討していきたい」と述べました。

d1021.hatenadiary.jp

#政界再編・二大政党制