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ニューヨークの観光名所のアメリカ自然史博物館の正面には博物館の創設に関わったセオドア・ルーズベルト元大統領が馬に乗ってアメリカ先住民とアフリカ系の人物を従えた銅像が設置されていました。

しかし、以前から植民地主義や人種差別の象徴だとして批判を受け、おととし全米で人種差別への抗議活動が高まったことをきっかけに、博物館はニューヨーク市や元大統領の子孫と協議したうえで、撤去することを決めていました。

銅像20日未明クレーンでつり上げられて撤去され、当面は中西部ノースダコタ州にある元大統領の記念図書館に貸し出されるということです。

銅像の撤去が決まった当時、ニューヨーク市のデブラシオ市長が歓迎する一方で、トランプ大統領は「ばかげている」とツイッターに投稿するなど、政治的な立場によって賛否が分かれていました。

この問題は2016年にキューバにあるアメリカ大使館の職員らが原因不明の聴力の低下や頭痛といった症状を訴え、その後、中国やドイツ、オーストリアなどでも合わせておよそ1000人が同様の症状を訴えて、「ハバナ症候群」と呼ばれていました。

当初はアメリカの外交官を狙った外国機関などによる攻撃の可能性が疑われていましたが、アメリカの複数のメディアが20日、伝えたところによりますと、問題を調査していたCIAが中間報告をまとめ、攻撃だとする証拠は見つからなかったということです。

また、健康被害のほとんどについて、病気の症状やストレスによるものとみられると、報告されているということです。

CIAのバーンズ長官は声明で「重要な暫定的な解明を行うことができたがこれで終わりではない。調査は今後も継続する」としています。

この問題をめぐっては、アメリカ政府が当初、キューバ側を非難したことで、両国の対立にも発展していました。

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