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岸田総理大臣は、日本を取り巻く安全保障環境が急速に厳しさを増しているとして、国家安全保障戦略と防衛計画の大綱、それに中期防衛力整備計画のいわゆる安全保障関連の3つの文書を年末までに改定する方針です。

これに向け、政府は本格的な検討作業に入ることになり、秋葉国家安全保障局長と外務省の岡野総合外交政策局長、防衛省の増田防衛政策局長らが、今週26日から有識者を対象としたヒアリングを始めることになりました。

ヒアリングを行う対象は、いずれも国家安全保障局長を務めた谷内正太郎・元外務事務次官や北村滋・元内閣情報官のほか、自衛隊トップの統合幕僚長を務めた折木良一氏ら、経済安全保障や宇宙・サイバーなどの新たな領域にも詳しい有識者などを検討しています。

新たな国家安全保障戦略をめぐっては、自民党の安全保障調査会がことし5月をめどに提言をまとめたいとしていて、政府はヒアリングの内容や党の提言を踏まえて検討を進めることにしています。

共同訓練は今月17日から22日まで行われ、海上自衛隊からは大型護衛艦「ひゅうが」が、アメリカ海軍からはいずれも空母の「カール・ヴィンソン」と「エイブラハム・リンカーン」それに、強襲揚陸艦駆逐艦など合わせて10隻が参加したということです。

沖縄の南の海域では先月、航行中の中国の空母で戦闘機の発着が確認されていて、防衛省は訓練を行ったとみています。

日本周辺の海域にアメリカ本土の基地から複数の空母が展開するのは異例で、日米から大型の艦艇が参加した今回の訓練には、海洋進出の動きを強める中国を念頭に、日米の連携を強調するねらいがあるとみられます。

新しい駐日大使のラーム・エマニュエル氏は23日夕方、妻のエイミーさんとともに羽田空港に到着しました。

日本到着後、エマニュエル氏はツイッターに日本語と英語で、「はじめまして。日本に到着しワクワクしています。皆さんとお会いするのが待ちきれません」などと投稿しました。

エマニュエル氏は、中西部イリノイ州シカゴ出身の62歳。連邦議会の下院議員などを務めたあとオバマ政権で大統領首席補佐官を務め、当時、副大統領だったバイデン大統領の信頼を得たとされ、大統領とじかに話ができる関係だと言われています。

エマニュエル氏は、日本へ出発する前に行ったNHKとのインタビューの中で、日米関係について、中国の影響力の拡大を念頭に、「2つの民主主義国家は共通の価値観を発展させるため、重要な局面を迎えている」と述べ、関係の強化に尽くしたいという考えを示しています。

アメリカの駐日大使は、2019年7月にハガティ前大使が上院議員選挙に立候補するため辞任し帰国して以降、およそ2年半にわたって空席となっていました。

アメリカ大使館によりますと、エマニュエル氏は、新型コロナ対策のための都内の大使公邸での10日間の隔離期間を経て、駐日大使としての活動を始める予定だということで、その辣腕ぶりで知られるエマニュエル氏が日米関係のさらなる強化に向けて、どう手腕を発揮するのか注目されています。

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