イタリア 現職大統領が続投へ 当面の政治混乱は回避 #nhk_news https://t.co/gPmrk1bfGf
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年1月29日
イタリアでは首相が行政の全般を担う一方、大統領には議会の解散や首相の指名、軍の指揮権などの重要な権限があり、政治が混乱した際には政党間の調整役を果たすこともあります。
現職のマッタレッラ大統領(80)の任期満了に伴って、今月24日から上下両院の議員など1000人余りによる大統領選挙の投票が行われましたが、29日午前に行われた7回目の投票でも過半数を得票する候補はいませんでした。
このため各党は、退任の意向を示していたマッタレッラ大統領に続投を要請し、承諾を得たうえで改めて投票を行った結果、過半数の得票で大統領が再選されました。
大統領職をめぐっては、去年、当時の政権の崩壊を受けて首相に就任したヨーロッパ中央銀行元総裁のドラギ氏が意欲を示していましたが、後継の首相選びで政治が一気に不安定化しかねないとして連立政権内で反対の声が広がっていました。
マッタレッラ大統領の続投が決まり、ドラギ首相が引き続き新型コロナウイルスへの対応や経済の立て直しにあたる見通しになったことで、当面の政治の混乱は回避された形です。
d1021.hatenadiary.jp
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