アメリカ タリバン後凍結の資産約4000億円でアフガン人道支援 #nhk_news https://t.co/vnVdFrG0nh
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年2月12日
バイデン大統領は11日、アフガニスタンで食料不足など人道的な危機が広がっていることを受けて、アフガニスタン中央銀行の国外資産のうち、アメリカ国内の金融機関にある資産をニューヨーク連邦準備銀行に移す大統領令に署名しました。
資産はアフガニスタンでイスラム主義勢力タリバンが復権して以降、凍結されていたもので、バイデン政権の高官によりますと総額70億ドル、日本円にしておよそ8000億円の半分にあたるおよそ4000億円をアフガニスタン国内の人道支援に充てるということです。
今後、数か月以内に基金を設立するということで、どのような支援に充てるかを検討していくとしています。
また、バイデン政権は残りのおよそ4000億円の資産について、2001年の同時多発テロ事件の犠牲者の遺族がタリバンに対して裁判を起こしていることからその賠償に充てる可能性もあるとして、残しておく考えを示しています。
これについて、イスラム主義勢力タリバンで報道を担当するナイーム氏は、11日、ツイッターに「アメリカがアフガニスタンの凍結資産を盗み、勝手に使うのは、道徳心が地に落ちていることを示している」と投稿し、アメリカを批判しました。
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