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日銀は毎月、企業向けに提供されたさまざまなサービスの価格を調査し、指数にして公表しています。

それによりますと、先月の速報値は、2015年の平均を100とした指数で、105.5となり、前の年の同じ月を1.2%上回り11か月連続で上昇しました。

これは、経済活動の再開の本格化に伴い、石油や石炭といった原材料の船による輸送費や、需要が伸びている国際航空貨物の運賃が上昇したことなどによるものです。

その一方で、先月の指数を前の月と比べると、オミクロン株の感染の急拡大を受けて観光需要が落ち込む中、国内の航空旅客輸送や宿泊サービスが値下がりしたことなどから、0.5%のマイナスとなりました。

日銀は「3回目のワクチン接種が進んでいるが、引き続き、新型コロナの感染状況が観光関連をはじめ企業間のサービス価格に与える影響を注視したい」と話しています。