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来月施行される「プラスチック資源循環法」では、コンビニのスプーンや宿泊施設の歯ブラシなど客に無料で渡している使い捨てプラスチック製品12品目について、プラスチックの削減が企業に義務づけられます。

こうした中で関係者によりますと、コンビニ大手のファミリーマートは、使い捨てのフォークと、先割れスプーンの提供を取りやめる方針を固めたことがわかりました。

現在これらを使っている客には代わりに竹製の割り箸などを提供し、取りやめの時期については今週中に都内の一部の店舗で試験的に始め、客の反応や売り上げへの影響などを分析したうえで全国に拡大するとしています。

会社ではこれまで持ち手に穴をあけプラスチックの使用量を減らしたスプーンやフォークの導入などを進めてきましたが、削減効果を高めるためさらに踏み込んだ対応が必要だと判断した形です。

法律の施行に向けて、企業の間では対象となる製品の素材や形状を変えてプラスチックを減らす動きが広がっていますが、製品の提供自体を取りやめるのはコンビニ業界では異例で、消費者の理解を得てこうした取り組みが広がるか注目されます。

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