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韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領は、政権移行を円滑に進めるための委員会のトップに、野党候補の一本化に応じたアン・チョルス(安哲秀)氏を選んだと発表し、ことし5月の新政権発足に向けて準備を本格化させています。

これは、韓国のユン・ソギョル次期大統領が13日午後、所属する「国民の力」の党本部で開いた記者会見で明らかにしました。

政権移行に向けた「引き継ぎ委員会」のトップにあたる委員長に選んだのは、「国民の党」のアン・チョルス氏で、大統領選挙では野党候補の一本化に応じて立候補を取り下げ、ユン氏を支援しました。

ユン氏は「国政運営の価値と哲学を共有している。アン氏には委員会を率いる意志があり、適任者だと判断した」と説明しました。

今後、アン氏のもとで実務を担う委員の人選を進めたうえで、現政権から政策課題を聴き取って閣僚人事や政策に反映させることにしています。

またユン氏は、外交・安全保障、経済などの7つの分科会を設けるほか、新型コロナの特別委員会を設置して、感染拡大を防ぐための対策や自営業者への補償などについて議論していくことを明らかにし、ことし5月10日の新政権発足に向けて準備を本格化させています。

アメリ国務省は13日、アメリカ政府で北朝鮮問題を担当するソン・キム特別代表が10日、中国政府で朝鮮半島問題を担当する劉暁明特別代表と電話で会談したと発表しました。

会談では、キム特別代表が、先月27日と今月5日に北朝鮮が相次いでICBM大陸間弾道ミサイル級のミサイルを発射したことについて「北朝鮮が非合法な大量破壊兵器と、弾道ミサイルの開発を進めていることを表している」と指摘し、中国に対し、北朝鮮のミサイル発射を非難するよう求めました。

また、キム特別代表は、朝鮮半島の非核化に向けて、アメリカが引き続き北朝鮮との外交に前向きだと強調し、中国に対して、北朝鮮に対話の再開を促すよう求めました。

一方、中国外務省の発表によりますと、劉特別代表は「アメリカ側が誠意と柔軟性を示し、北朝鮮の正当かつ合理的な関心に応え、魅力的な対話の形を示すことで、情勢のエスカレートを防ぐ努力をするよう望む」と応じたということです。

アメリカのバイデン政権は、北朝鮮に繰り返し対話を呼びかけていて、後ろ盾となっている中国の協力も得て、事態打開を図りたい考えです。

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