https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

農林水産大臣吉川貴盛被告(71)は、大臣在任中だった令和元年までの2年間に、広島県福山市の大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」の元代表から大臣室などで3回にわたって現金合わせて500万円の賄賂を受け取ったとして収賄の罪に問われています。

東京地方裁判所で開かれた裁判で、検察は「現金は養鶏業者に便宜を図ってもらおうと渡された。受け渡しには隠語が使われ、収支報告書に記載もしていない。賄賂の認識がありながら受け取ったことは明らかだ」と主張しました。

そのうえで「大臣としての強大な権限を背景に私腹を肥やし、農林水産行政に対する信頼を害した責任は重い」として懲役2年6か月と追徴金500万円を求刑しました。

一方、弁護側は「具体的な利益を期待する趣旨の現金だとは認識しておらず、有利な取り計らいもしていない」と述べ、賄賂には当たらないと改めて無罪を主張しました。

最後に吉川元大臣は「現金を受け取り法律に定められた処理を行わなかったことは不徳の致すところで、大いに反省している」と述べました。

判決は5月26日に言い渡される予定です。

#法律

d1021.hatenadiary.jp

#政界再編・二大政党制