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【深夜便アーカイブス】
【松岡享子さんをしのんで】
わくわく読書(前編) 
東京子ども図書館名誉理事長・
翻訳家 松岡享子
(17.10.26)

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【深夜便アーカイブス】
【松岡享子さんをしのんで】
わくわく読書(後編) 
東京子ども図書館名誉理事長・
翻訳家 松岡享子
(17.10.27)

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そこで私は、第 42 陸軍病院に行って院長に会って、 「私は聖路加で働いていたから、ここのメディカル・ライブラリーに出入りすることを許してほしい。ライブラリーでアメリカの文献を見たい」と言いました。
 そうしたら、その院長が「それではあなたにパスをあげる」と言ってパスをくれましたが、私はパスを持って診療所の仕事が済む午後になると、そのメディカル・ライブラリー に行ってアメリカのジャーナルや、あるいはテキストブックを見ていました。そうしたら、 William Osler がこう言ったというような文章があちこちに出てきたので、私は院長に「William Osler というのはどういう人ですか」と聞いたら、院長が言うには、私は戦争中、病院船に乗って Osler が書いた『平静の心』という医学生への講演集を、毎日夜になるとそれを読んでいた。それがあるから、それを見せてあげようと言って、私に見せてくれました。
 いろいろな文献で Osler が参照されているし、Osler のいろいろな論文を見ることはできますが、Osler が医学生に語った言葉の『平静の心』をなんとか欲しいと言ったら、その病院長はサインをして、「これを上げるから」と言われました。医学部を卒業するときに、リリーという製薬会社が卒業生みんなに寄付したそうです。「ドクター日野原にこれをあげます」と言ってサインしてくれました。
それを見たら、Osler は素晴らしいことを言っている。

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