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ワシントンを訪れているヨーロッパ中央銀行のラガルド総裁は22日、CNBCテレビに出演し、今後の金融政策について「現時点で想定している状況が続くとすれば、年末までに利上げが行われる可能性が高い」と述べました。

ヨーロッパ中央銀行は、以前は金融の引き締めに慎重な姿勢でしたが、域内のインフレが記録的な水準になる中で、量的緩和の縮小を前倒しで進める対応を決めていました。

量的緩和は、ことし7月から9月の間に終える見込みで、その後、利上げの本格的な検討を行うとみられます。

世界の主要な中央銀行の間では、アメリカのFRB連邦準備制度理事会やイギリスのイングランド銀行などが、すでに利上げにかじを切っていて、金融の引き締めに向けた動きが一段と広がる見通しです。

一方、日銀は大規模な金融緩和策を維持する方針を示していて、政策の方向性の違いが外国為替市場での急速な円安につながっています。

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、ECB当局者がメディアに発言する際の非公式なガイドラインを設け、反対意見の表明を数日間控えるよう求めた。関係筋が明らかにした。

ラガルド氏は2019年後半に総裁に就任した際、ECB内のコンセンサス構築に取り組むと表明した。しかし緩和的スタンスに反対するタカ派メンバーの意見表明や、内部の議論に関する情報のリークに苦慮してきた。

4人の関係者によると、ラガルド氏は木曜日に公表されるECB理事会の政策決定の後、多数意見を国民に示し、「個人的な」見解は翌週の月曜日まで控えるよう要請した。また内部の議論を報道機関に漏らさないよう求めた。

ガイドラインはラガルド氏の期待を示した非公式なもので、違反しても罰則はないという。

ECBの報道官はコメントを控えた。

#ECB#金融政策