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9日に投票が行われたフィリピンの大統領選挙では、故マルコス元大統領の長男、フェルディナンド・マルコス氏が、現職の副大統領レニー・ロブレド氏など、ほかの候補に大差をつけて勝利しました。

マルコス氏の陣営は11日に声明を出し、「98%の票が集計され、圧倒的な差をつけたマルコス氏が、第17代フィリピン大統領に就任することになった」と述べ、勝利を宣言しました。

そのうえで、「これは、すべてのフィリピン人と民主主義の勝利だ。政治的な隔たりを越えて、国を1つにすることが大統領としての使命だ」としています。

陣営によりますと、これに先立って投票から一夜明けた10日、マルコス氏は首都マニラにある、故マルコス元大統領の墓を訪れて、選挙での勝利を報告したということです。

公開された写真では、マルコス氏が墓前に花を手向けたあと、感情が込み上げたのか、目のあたりを手で覆うようすも確認できます。

マルコス氏をめぐっては、かつて父親が敷いたような独裁体制に戻るのではないかと懸念する声もあがっていて、声明では、「私を先祖で判断するのではなく、私の行動で判断してほしい」としていて、そうした懸念を払拭(ふっしょく)するねらいがあるものと見られます。

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