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フィリピンは12日、300年以上続いたスペインによる支配からの独立を祝う記念日を迎え、首都マニラの海岸ではこの日にあわせて新たに造成された人工の砂浜が一般に公開されました。

人工の砂浜は、マニラ湾に面した海岸線のおよそ500メートルの区間に、中部セブ島から運んだ岩を砕いた白い砂が敷き詰められています。

砂浜のオープンと同時に大勢の市民や観光客が訪れ、記念写真を撮ったり砂浜に腰を下ろして海を眺めたりして、リゾート気分を楽しんでいました。

家族と訪れた21歳の女性は「とてもきれいなので来られてうれしい」と話し、マニラに住むデンマーク人の男性は「すばらしいビーチだ。多くの観光客が訪れると思う」と話していました。

一方で、マニラ湾の水質は先月時点の国の検査で、100ミリリットル当たり国の基準の9倍を超える大腸菌群が検出されるなど汚染が深刻なため、砂浜での海水浴は禁止されています。

一般公開の式典に出席したフィリピン環境天然資源省の代表は「人工の砂浜で海水浴や釣りができるようになるまで浄化に取り組む」と述べ、国としてマニラ湾の浄化を急ぐ考えを示しました。

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