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NIAID=アメリカ国立アレルギー・感染症研究所は15日、所長を務めるファウチ博士が新型コロナウイルスの抗原検査で陽性になったと発表しました。

ファウチ博士は2回のワクチン接種に加え、追加の接種も終えていて、症状は軽いということです。

ファウチ博士は感染症の専門家で、新型コロナウイルスの感染がアメリカで明らかになった当初から、政府の感染対策を主導し、現在は首席医療顧問として助言にあたっています。

NIAIDによりますと、ファウチ博士は最近、バイデン大統領など政府の高官と近い距離で接触したことはないということで、今後は、検査で陰性が確認されるまで、在宅で職務にあたるとしています。

アメリカではこのところ、1日に報告される新型コロナウイルスの感染者が平均で10万人程度、死者の数も300人前後と比較的多い状況が続いています。

特に、より感染力が強いとされるオミクロン株の「BA.4」や「BA.5」といった変異ウイルスが増加していて、今後再び感染が拡大する可能性も指摘されています。

バイデン米大統領は15日、石油会社への書簡でガソリンの供給を増やしていないと非難を展開した。ロイターがコピーを確認した。

この中で大統領は、利益のため石油精製を減らしていると石油会社を非難し、精製不足でガソリン価格が石油価格より早いスピードで上昇していると指摘。

「精製能力不足が価格上昇に対する政府の対策を不十分にし、消費者につけを回している」と強調した。

夏のドライブシーズンを前にガソリン価格が1ガロン5ドル超と過去最高に上昇したことを受け、大統領はここ数日石油会社への批判を強めている。

これまでは対ロシア制裁が石油価格上昇の主因としていたが、最近は批判の矛先を最高益を上げた主要石油会社に向けている。

大統領は、グランホルム・エネルギー長官が石油会社の価格上昇への対応を話し合う緊急会議を計画しているとし、その前に各社から対応について回答を求めた。

ホワイトハウス高官によると、書簡の対象はマラソン・ペトロリアム、バレオ・エナジーエクソン・モービル、フィリップス66、シェブロン、BP、シェル。

アメリカのホワイトハウスは、インフレの象徴にもなっているガソリン価格の高騰をめぐり、バイデン大統領が石油大手のエクソンモービルやシェルなど7社に対して書簡を送ったと15日、発表しました。

書簡の中でバイデン大統領は「戦争が起きている時に、国民の負担によって通常よりはるかに高い利益がもたらされることは受け入れられない」として、石油大手がガソリン価格高騰による負担を国民に強いていると非難しました。

そのうえで、ガソリンなどの石油精製品の供給を増やすための対策を迅速にとるよう求めました。

ガソリン価格の高騰をめぐって、バイデン大統領は、先週行った演説で「ことしエクソンモービルは神よりもうけている」とも発言していました。

米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は15日朝のツイッター投稿で、2024年の大統領選ではデサンティス現フロリダ州知事を支持する可能性を書き込んだ。今年11月中間選挙共和党勝利の「巨大な赤い波」がやってくるとも予想してみせた。

ツイッターで24年大統領選では誰の支持に「傾いている」のかと質問され、「デサンティス氏」とだけ返答した。

デサンティス氏は大統領選の共和党大統領指名候補争いを巡ってトランプ前大統領の最有力対抗馬とも目されている。フロリダ州知事としてはコロナ対策の公衆衛生上の規制を拒絶したり、学校で性的少数者について教えるのを制限する法律を成立させたりしている。同州法を巡って、テーマパークを展開する米ウォルト・ディズニーと対決し圧力をかけるなど、保守的な政治姿勢を鮮明にしている。

デサンティス氏はマスク氏の投稿について問われ、「アフリカ系米国人からの応援は歓迎だ。言えるのはそれだけだ」と冗談口調で語った。マスク氏は白人だが、南アフリカで育った経歴がある。

一方マスク氏は、このほど行われたテキサス州下院補欠選挙共和党メイラ・フローレス氏に投票したと明かした。フローレス氏は長年にわたる民主党地盤で同党候補を破った。マスク氏は「共和党に投票したのは初めてだ」と述べた上で、「今年は巨大な赤い波(がくる)」とも指摘した。

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