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イングランド銀行は16日、前日まで開いた定例会合の結果、政策金利を0.25%引き上げて1.25%にすることを決めたと発表しました。

利上げは先月の会合に続いて5回連続で、政策金利は2009年2月以来およそ13年ぶりの高さになりました。

会合では9人の委員全員が利上げを支持し、このうち3人は0.5%の引き上げを主張しました。

イギリスでは、ロシアによるウクライナ侵攻を背景にしたエネルギー価格の高騰などでインフレが加速し、ことし4月の消費者物価指数は9%の上昇とおよそ40年ぶりの高い水準になっています。

イングランド銀行は物価の上昇率が今後数か月の間9%を超える水準で推移し、ことし10月には11%をやや上回ると見込んでいます。

世界的なインフレ圧力が強まる中、前日の15日にはアメリカのFRB連邦準備制度理事会が0.75%の大幅な利上げを決めていて、金融引き締めの動きが加速しています。

#イギリス#金融政策