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韓国は21日午後4時、南部・チョルラ(全羅)南道のコフン(高興)にある宇宙センターから初の国産ロケット「ヌリ号」の2回目の打ち上げを行いました。

ヌリ号は、韓国が1兆9500億ウォン余り、日本円で2000億円余りを投じて開発を進めてきた全長およそ47メートルの3段式のロケットで、1段目や2段目を切り離しながら高度700キロまで上昇しました。

打ち上げのおよそ14分後から搭載していた衛星を分離して軌道にのせ、その後、地上との交信も行われました。

去年10月の1回目の打ち上げでは、模擬の衛星を計画どおりに軌道にのせることができませんでしたが、韓国政府は、今回は打ち上げが成功したと発表しました。

記者会見したイ・ジョンホ(李宗昊)科学技術情報通信相は「韓国の空が大きく開かれ、科学技術が偉大な前進を成し遂げた」と強調しました。

また、韓国メディアは「韓国は1トン以上の実用級の衛星を独自の技術で打ち上げる能力を持つ世界で7番目の国になった」などと、大きく伝えています。

韓国政府は今後、2027年までにさらに4回の発射を行って技術的な安定性を高めていくことにしています。

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