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おととし7月、商船三井がチャーターした貨物船がモーリシャスの沖合で座礁し、大量の重油が流出した事故で、事故原因を調査していた日本の運輸安全委員会は中間報告書を公表しました。

それによりますと、船はモーリシャスに寄港する予定がなかったため、詳細な海図を持っていないにもかかわらず、乗組員の携帯電話の通信圏内に入ろうと、島に接近する指示を船長が出したということです。

航海士は島の沿岸と平行になるよう船を航行させていましたが、さんご礁などの障害物を認識できず、そのまま浅瀬に乗り上げたと考えられるとしています。

また、船の位置情報を発信するAIS=船舶自動識別装置のデータを分析したところ、モーリシャスに至る前も、インドネシアスマトラ島に航路を外れて接近していたことが確認され、乗組員は「これまでの航海でも、通信圏内に入ろうと陸に接近することがあった」と話しているということです。

運輸安全委員会は現時点の再発防止策として、沿岸海域を航行する際は詳細な海図を入手することと、私的な理由で陸に接近する行動を取らないことを指摘しています。

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