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フィリピンのマルコス大統領は6月30日に就任し、7月1日、就任後初めてルソン島中部にあるクラーク空軍基地を訪れ、演説を行いました。

この中で、マルコス大統領は「新たな政権のビジョンは主権国家を守り維持することができる、より強く、より大きな、効果的な空軍を目指すことだ」と述べました。

そのうえで、中国と領有権を争う南シナ海の問題を念頭に「フィリピンが関係する争いを考えれば、より近代化された空軍と監視の能力が必要だ」と述べ、新たな政権で空軍の強化に取り組んでいく考えを強調しました。

南シナ海の領有権問題をめぐってマルコス大統領はことし5月の選挙後、初めて外交方針を語った際に「われわれの海洋権益が踏みにじられるのは許さない」と述べていて、今回、空軍を強化する方針を示すことで、改めて領有権を守る姿勢を強くアピールするねらいがあるとみられます。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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