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米国のイラン担当特使、ロブ・マリー氏は5日、イラン核合意再建を巡る最近の協議で、イラン側が核開発計画に関する議論とは無関係の要求を追加したと明かした。またイランによるウラン濃縮で「警戒すべき」進展が見られたという。

一方で、イランが核合意を再び順守し米国が対イラン制裁を緩和するスケジュールに関する提案が議論されているとした。

米国とイランは先週、カタールの首都ドーハで間接協議を実施。ただ、期待された進展なしに終了していた。

マリー特使はナショナル・パブリック・ラジオとのインタビューで「ドーハを含め、イラン側は誰が見ても核合意とは無関係と思われるような要求を追加してきた。これらの要求はイラン側が過去に望んでいたものだ」と指摘。米国にはイランと協議する用意があるが、今必要なのは米・イラン間の協議ではなく、イラン国内での協議だとし、「イランは今、核合意を再び順守する用意があるかどうか結論を出さなければならない」とした。

また「われわれはもちろん、パートナー国と同様、イランによる(ウラン)濃縮に関する進展に警鐘を鳴らしている」とし、イランは核爆弾を製造するのに十分な高濃縮ウランを保有しており、数週間内の製造が可能との見解を示した。

国務省のプライス報道官も、イランがここ数週間から数カ月の間に、イラン核合意の枠を超えた無関係な要求を繰り返し持ち出していると指摘。新たな要求は、イラン側の真剣さの欠如を示しているとした。

また、現時点でイランとの再協議は予定されていないという。

イランのアブドラヒアン外相は、EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表と会談後ツイッターに「合意は相互理解と利益に基づいてのみ可能だ。強力で耐久性のある合意に向けて交渉する用意がある。米国は合意を望んでいるのか、それとも一方的な要求に固執しているのか決断しなければならない」と投稿した。

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