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北朝鮮外務省は、朝鮮人民軍の創設記念日となった8日、核・ミサイル開発について談話を発表しました。

この中で、先月30日に発射した中距離弾道ミサイル「火星12型」などことしに入って7回行ったミサイルの発射実験について、最大の敵だと位置づけるアメリカを念頭に「戦争抑止力を強化するための歴史的事業だ」と誇示しました。

そのうえで、2017年11月に発射した、ICBM大陸間弾道ミサイル級の「火星15型」についてアメリカ本土を射程に収めるミサイルの発射実験まで行い、世界をしんかんさせている」としてアメリカを改めてけん制しました。

さらに、韓国の情報機関が、北朝鮮が今後「人工衛星の打ち上げ」と称してICBMを発射する可能性があるという見方を明らかにする中、北朝鮮国営のウェブサイトは「宇宙開発5か年計画」が去年から新たに始まり、すでに成果を挙げているとしていて、核・ミサイル開発をめぐる今後の出方に関心が集まっています。

9日付けの北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、朝鮮人民軍の創設から74年となった8日、リ・ヨンギル国防相をはじめ軍の幹部らが、キム・ジョンウン総書記の祖父キム・イルソン氏と、父キム・ジョンイル氏の遺体が安置されている宮殿を訪れたと伝えました。

この中で「生涯をささげて強力な軍を作り上げた」と2人をたたえたうえで、「軍の幹部らは、キム総書記の指導に従って、無敵の軍事力で国を守る固い意志を抱いた」として、キム総書記への忠誠を強調しました。

一方、朝鮮中央テレビは、キム総書記が、建設部門の幹部を集めた会議に送った書簡の中で、ジョンイル氏が生まれた場所だとするペクトゥ(白頭山)山のふもとで、住宅の建設にあたった軍の関係者らに対し、感謝の意を示したと伝えました。

北朝鮮は盛大に祝うとしているジョンイル氏の生誕80年を来週16日に控えていて、核・ミサイル開発を加速させる中で、軍内部の結束を強化するねらいがあるとみられます。

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